全世界で人気を誇るバービー人形の実写化企画が現在進行中。主演として、すでに『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のマーゴット・ロビー、『ソング・トゥ・ソング』『ファースト・マン』のライアン・ゴズリングの出演が決定、さらに『アグリー・ベティ』『旅するジーンズと16歳の夏』のアメリカ・フェレーラ、『シャン・チー/テンリングスの伝説』のシム・リウ、『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』『イエスタデイ』『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノンが出演することが決定している。
さらに先日、『シルクロード.com 史上最大の闇サイト』『tick, tick… BOOM!: チック、チック…ブーン!』のアレクサンドラ・シップ、『ナイル殺人事件』のエマ・マッキー、『イン・ザ・ハイツ』『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』のアリアナ・グリーンブラットも出演することが決定するなど、続々と有名な俳優たちの出演決定が報道される中で、この度、ウィル・フェレルの出演も決定した。
ウィル・フェレルといえば、『俺たちスーパー・ポリティシャン めざせ下院議員！』『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』などで知られるコメディ俳優であり、『サタデー・ナイト・ライブ』出演時代に出会った、アダム・マッケイと共に『俺たちホームズ&ワトソン』『パパVS新しいパパ2』、HBOのドラマシリーズ『サクセッション』など、多くの作品の製作にも携わってきた。
今作は、メタ的な側面も描かれることがわかっており、ウィルが演じるのは、おもちゃ会社のCEOだといわれている。このおもちゃ会社がバービーの販売元であるマテルをそのまま使用するかは不明だが、メタ的構造というと、同じくおもちゃを映画化した『LEGO ムービー』でも実写パートに出演していたことを思い出す人も多いのではないだろうか。
マーゴット・ロビーがバービーを演じ、ライアン・ゴズリングがケンを演じることは発表されているだけで、他のキャストの配役が未定なことから、そのうち何人かは、メタパート出演の可能性もあるのかもしれない。
監督・脚本を『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』など、多感な時期の女性の揺れ動く感情を表現することに長けているグレタ・ガーウィグが務める他、共同脚本として、実生活でグレタのパートナーでもある、『イカとクジラ』『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバックも参加する。
映画『バービー』は、公開は2023年の予定だ。
