シャー・ルク・カーン(『パターン』『ブラフマーストラ』)主演最新作にして、『ビギル 勝利のホイッスル』や『マジック』などで知られるタミルの映画監督アトリが制作したことで、タミルの香りが漂うボリウッド映画『Jawan』が9月7日に公開!!
最近ボリウッドが南インド映画人気にあやかろうと南インドの俳優を出演させたり、スタッフを参加させる作品が増えてきているが、今作にもヴィジャイ・セートゥパティ(『ヴィクラムとヴェーダ』『マスター 先生が来る!』)やナヤンターラ(『ジョンとレジナの物語』『ダルバール 復讐人』)、ヨーギ・バーブ(『グレート・インディアン・キッチン』『チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~』)など、 アトリ監督にゆかりの深い俳優陣が出演。
また一方で、プリヤマニ(『ヤマドンガ』『チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~』)やサニヤー・マルホートラ(『ジャックフルーツが行方不明』『おかしな子』)、サンジャイ・ダット(『K.G.F:Chapter 2』『SANJU/サンジュ』)、カメオでディーピカー・パードゥコーン(『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『サーカス』)といったヒンディー語映画でお馴染みの俳優たちも多く出演している。
ほかにもテレビを中心に活躍するリディ・ドグラやグラミー賞にもノミネート経験のあるアーティストのサンジータ・バタチャリヤ(『フィール・ライク・イシュク』)にとっては、超大作デビュー作となる。
それに先駆けて公開されていた作中曲「Zinda Banda」のダンスシーンのメイキングが公開に!!
現在公開中のラジニカーント主演作『Jailer』やヴィジャイの最新作『Leo』など、タミル映画を中心に活躍するアーティスト、アニルーダ・ラヴィチャンダルがシンガーを務める楽曲で、当然のことながらホームグラウンドであるタミル語バージョンも同じくアニルーダが歌っている。
「Zinda Banda」のダンスシーンで注目してもらいたいのは、シャー・ルクは言うまでもないのだが、両サイドに立っているプリヤマニとサニヤー・マルホートラである。
プリヤマニとシャー・ルクのコンビで思い出されるのは、やはり『チェンナイ・エクスプレス~愛と勇気のヒーロー参上~』の「One Two Three Four」だろう。大まかではあるが、全体的に同じタミル映画リスペクト作でもあった同作の要素を感じるし、キャスティングも少し意識しているのではないだろうか。
プリヤマニは、近年は演技派女優として高く評価されており、日本のAmazonプライムでも配信されているドラマ「ファミリー・マン」のなかでも秘密を抱える主人公の妻を見事に演じている。
そんなプリヤマニの久しぶりの全力ダンスというだけでも価値があるというのに、それに加えてサニヤーが激しく踊っているということにも注目しないではいられない。
サニヤーといえば、Netflix作品でお馴染みの女優であるが、ダンスシーンのある作品にはあまり出演しておらず、ほかの作品においても全くダンスシーンが無いというわけではないが、ここまでのダンスシーンというのは、かなり貴重といえる。
そしてアーティストのサンジータ・バタチャリヤもダンスに参加している!!
また予告と同時に解禁となった「Jawan Prevue Theme」は、アメリカを拠点として活躍するものの、最近ではインドのアーティストのようになってきているインド系アーティストのラジャ・クマリが参加している。
まだ解禁されていない楽曲もいくつかあるため、サウンドトラックにも注目が集まっている!!
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