12月7日から日本のNetflixでも配信が開始される『アーチーズ』。「アフター6ジャンクション」出演時にも紹介したように、『ガリーボーイ』や『人生は二度とない』『鼓動を高鳴らせ』などで知られるゾーヤー・アクタルが、アメコミ「アーチーズ」を映画化したわけだ。
「アーチーズ」といえば、ダークに誇張したドラマ『リバーデイル』や姉妹作品『ケイティ・キーン』、レイチェル・リー・クック主演のスピンオフ映画『プッシーキャッツ』も有名だが、アメリカやイギリスでは誰もが知るコミックシリーズ。
そもそもインドでアメコミを映画化するということ自体が異例中異例ではあるが、そこにゾーヤーらしいと言うべきか、様々な試みがされている斬新な作品であることは間違いない。
そこで何回かに分けて、『アーチーズ』の魅力を紹介していこう。今回の俳優編で紹介するヴェロニカを演じるスハナ・カーンについてだ。
モデル、インフルエンサーとして活躍するスハナ・カーンだが、本格的な女優業は今回が初めてとなる。
2019年の短編『The Grey Part of Blue』(YouTubeで視聴可能)という短編に一度出演したことがある程度で、実質的に女優デビュー作と言ってもいいだろう。
名前の通り、父親は”キング・オブ・ボリウッド”ことシャー・ルク・カーン(『PATHAAN/パターン』『チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜』)ということもあって、プレミアやイベントの際には顔を出していることからセレブファミリーとして知られている。
またシャー・ルクが欠席した「TATA IPL 2022 Player Auction」では、同じくシャー・ルクの長男アーリアン・カーンと共に代理を務めたことなどもあり、とっくにメディアでは知られた顔なのだ。
そんなスハナがどんな演技をみせるのかというだけで期待が高まる作品ではあるのだが、主人公アーチーを演じているのは、ジャーナリストとして知られるシュウェータ・バッチャン・ナンダの息子。つまりインド映画界のレジェンド、アミターブ・バッチャンの孫にあたるアガスティヤ・ナンダ。
これは只ならぬ事態!シャー・ルク・カーンの娘とアミターブ・バッチャンの孫が共演するのだ!!
そしてさらにベティを演じるクシ・カプールもある有名俳優の娘となっているが、それは別の記事で紹介しよう。
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