『オーシャンズ11』『マジック・マイク』などで知られるスティーヴン・ソダーバーグが監督を務め、『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』のエド・ソロモンが脚本を務める『クライム・ゲーム』の日本でも11月3日にレンタルリリース、2022年3月2日にデジタル配信が決定した。
1950年代のデトロイトを舞台に、黒人ギャングのカート・ゴインズの周りで巻き起こる事件やトラブルを描いた、クライムサスペンス。
出演は『スペース・プレイヤーズ』『キャプテン・マーベル 』のドン・チードル、『シン・シティ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のベニチオ・デル・トロ、『フォードvsフェラーリ』『オーシャンズ11』のマット・デイモンといったソダーバーグ作品に馴染みの深い者から、『ブラック・ウィドウ』『ヘルボーイ』のデヴィッド・ハーパー、『ムービー43』『シーズ・オール・ザット』のキーラン・カルキン、『俺たちホームズ&ワトソン』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』のノア・ジュプ、『ビトウィーン・トゥ・ファーンズ: ザ・ムービー』『リチャード・ジュエル』のジョン・ハムといった面々も参加するオールキャスト映画となっている。
ソダーバーグは、HBO Maxと包括契約を結んでおり、2020年の『レット・ゼム・オール・トーク』から、HBO Max映画としてリリースされていて、時期をずらしてiTunesなどのデジタル配信サービスの有料枠で配信されるというサイクルとなっている。
日本ではU-NEXTがHBO Maxと独占契約されているが、作品によっては機能しておらず、『ゴシップガール』や『ピースメイカー』など、HBO Maxドラマの配信は決定しているが、今作や『レット・ゼム・オール・トーク』、アン・ハサウェイ主演の『ロックダウン』のような長編作品に関しては機能していない。
そのため今作も先行してレンタルが11月3日にリリースされ、2022年にデジタル配信される。
ソダーバーグの次回作でゾーイ・クラヴィッツ主演の 『KIMI』もHBO Max映画として製作されており、こちらも同じような形態でのリリースの可能性が高い。
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