『勇者は再び巡り会う』や『スーリヤヴァンシー/ジャスティス・スクワッド』などで知られるローヒト・シェッティの新作『サーカス』のダンスシーンが解禁となり、カメオ出演したディーピカー・パードゥコーン(『カクテル 友情のトライアングル』『ハッピー・ニュー・イヤー』)とランヴィール・シン(『ガリーボーイ』『鼓動を高鳴らせ』)による『パドマーワト 女神の誕生』以降、久しぶりの夫婦ダンス共演が話題となっている。
ディーピカーがローヒトの作品に出演したのは、『チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜』以来となり、ファンの間では長年にわたって、ローヒトの作品にいつディーピカーが戻ってくるのかと期待されていただけに、『サーカス』のダンスシーンは、興奮必至のものだったに違いない。
ところがサプライズはそれだけではなかった。ローヒトが現在準備中の『シンバ』『スーリヤヴァンシー/ジャスティス・スクワッド』に続くコップ・ユニバース第5弾『Singham Again』にもディーピカーの出演が決定しているのだ。
しかも『サーカス』のようなカメオ出演ではなく、シンガム(アジャイ・デーヴガン)の妻でもある女性警官を演じることに。つまりもうひとりのシンガムとしてW主演となるのだ。
ディーピカーは他にも来年早々の公開となるシャー・ルク・カーン主演の超大作『Pathaan』やリティク・ローシャン主演の『ファイター』、アミターブ・バッチャンと共演する『マイ・インターン』のヒンディー・リメイク版『ザ・インターン』と出演作が大渋滞状態であり、スケジュールの問題が少しありそうだが、撮影は来年から開始される予定だとか。
コップ・ユニバースには、女性警官は登場するものの、ほとんどモブ的な扱いのキャラクターが多く、女性のヒーローが登場しないことが指摘されつつあっただけに、『Singham Again』でついに初の女性警官ヒーローが登場するのだ。
ちなみに女性のヒーローが全く登場していないかというと、そうではなくて、映画としては初めてとなるが、テレビシリーズとしてはAmazonプライムビデオで配信される『インディアン・ポリス・フォース』にて、シルパー・シェッティー(『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』『ニカンマー』)がメイン枠の女性警官を演じている。
ただ『インディアン・ポリス・フォース』は、一応スピンオフ的な扱いではあるものの、権利関係の問題でコップ・ユニバースとは合流できない可能性も高い。
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