最高にクールな映画音楽改め、SOO→COOL MOVIE MUSIC!映画音楽紹介!!
今回紹介するのは 6月に公開されたばかりのインド映画『Nikamma』の中の「タイトルソング」だ。日本のNetflixでも言語表記を英語にすることで表示される隠れインド映画でもある。
ニュージーランド系女優兼歌手でもあるシャーリー・サティア(『マスカ ~夢と幸せの味~』)とアビマニュ・ダサーニー(『燃えよスーリヤ!!』)、そして名女優シルパー・シェッティー(『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』)といった、新旧スター共演作。
シャーリーは『A Gentleman』の「ディスコ・ディスコ」や『5 Weddings』の「NA CHAH KE BHI」などでもプレイバクシンガーとして参加しているが、今回は残念ながら参加していない。
楽曲に関しては、ボリウッド映画音楽作曲家デュオ、ジャベド・モフシンが作曲し、 男性パートをデヴ・ネギ、女性パートをパヤル・デヴ、そしてラップ部分ディーン・セケイラが歌っている。
ディーン・ケセイラは多くのポップソングや『スチューテンン・オブ・ザ・イヤー2』の「Jatt Ludhiyane Da」などにもラップで参加している注目の若手ラッパーだ。
ミュージックビデオでは、インドにおいての2000年代のクラブ・ディスコブームを受けて、一時期はやたらディスコを意識した曲が多かったボリウッドへのオマージュ的ともいえるものとなっていて、若手スターに混じって、ベテランのシルパー・シェッティーが参加してくるというテイストは『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』の「The Disco Song」にカジョール(『勇者は再び巡り会う』『家族の四季 -愛すれど遠く離れて-』)が参加してくことに通じる部分がある。
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