長期延期が続いていたリティク・ローシャン(『スーパー30 アーナンド先生の教室』『家族の四季 -愛すれど遠く離れて-』)とディーピカー・パードゥコーン(『カクテル 友情のトライアングル』『チェンナイ・エクスプレス 〜愛と勇気のヒーロー参上〜』)が共演するアクション大作『ファイター』の撮影が、シッダールト・アーナンドによって、いよいよ9月から開始されることがわかった。
シッダールト・アーナンドは、シャー・ルク・カーン(『さよならは言わないで』『マイネーム・イズ・ハーン』)の俳優人生30周年超大作として制作中の『Pathaan』の監督でもあり、同時並行して超大作をもう一本撮るというのは驚きだが、タイガー・シュロフ(『ムンナー・マイケル』『シャウト・アウト』)主演で計画されていた『ランボー』のインドリメイク版の企画からは離れてしまったようで、そのまま企画は残っていて宙に浮いた状態なのか、それとも消滅してしまったかは不明だ。
『Pathaan』の公開日が2023年1月25日に決まっているだけに、両作品が影響を受けないように、公開時期は調整されるようで、2023年の9月になるのが妥当だろう。
またリティクは、『バン・バン』『ＷＡＲウォー！！』に続いてのアーナンド作品の起用となるが、『ヴィクラムとヴェーダ』のボリウッド・リメイク版の撮影を終えて休憩状態。9月の撮影開始に合わせて準備中とされている。
今作の後にも『クリッシュ』の第4弾の製作が2024年の公開を目指して、今年中に開始されるなど、コロナ過も重なり3年ほどのブランクが生じてしまったが、リティクの作品ラッシュがまたやって来そうだ。
まだ全てが発表になっているわけではないが、ジェラルド・バトラー主演による2018年の映画『ザ・アウトロー』の続編や『モスル あるSWAT部隊の戦い』など、ワールドワイドに活躍するビロル・タルカン・イルディスが参加する他、『Jugjugg Jeeyo』がアメリカでも2週連続でトップ10入りを果たしたアニル・カプールも出演が決定している。アニルは、他にもイギリスのドラマ『ナイト・マネージャー』のヒンディー・リメイク版にも出演が決定しているなど、共演者に関しても注目すべき点だ。
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