『華麗なるギャツビー』『オーストラリア』などで知られるバズ・ラーマンが2001年の『ムーラン・ルージュ』以来、本格的なミュージカル、音楽映画に挑んだ『エルヴィス』の予告が解禁となった。
『エルヴィス』の製作は2019年から開始しており、 2021年10月の公開を目指していたが、新型コロナの影響で予定が延期となり、2022年6月24日公開となった。
エルヴィス・プレスリー役には、ワンダイレクションのハリー・スタイルズや 『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソンという、強豪揃いの最終候補者から選ばれたのはドラマシリーズ『iCarly』では歌声を披露し、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でブラッド・ピットにボコボコにされるカルト集団のテックス・ワトソン役を演じたオースティン・バトラーが選ばれた。
エルヴィスの妻となるプリシラには、『ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者』『ヴィジット』のオリヴィア・デヨング、 エルヴィスのテレビ・映画での活躍の立役者であるスティーヴ・ビンダーを『ブロークン・ハート・ギャラリー』『パワーレンジャー』のデイカー・モンゴメリー、音楽プロデューサーのマリオン・ケスカーを『ナチ・ハンターズ』『華麗なるギャツビー』のケイト・マルヴァニー、エルヴィスのマネージャーであるトム・パーカーを名優トム・ハンクスが演じる。
他にも多くの実在するアーティストが登場することも話題の作品であり、B・B・キング役に『シラノ』『ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢』でも美声を披露しているケルビン・ハリソン・Jr、ジミー・ロジャーズ役に『
パワー・オブ・ザ・ドッグ 』で第94回アカデミー賞・最優秀助演男優賞のノミネートされたコディ・スミット=マクフィー、ハンク・スノウ役に『ロード・オブ・ザ・リング』『パブリック・エネミーズ』のデヴィッド・ウェナムなど、エルヴィスだけではなく、50~60年代にかけて活躍していたアーティストが互いに刺激し合うような、スピーディーな作品となっている。
もちろんプロダクションデザイナー、プロデューサーとして、バズ・ラーマンの妻キャサリン・マーティンも参加する。キャサリンが参加してこそ完成するバズ・ラーマンブランド。
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