『ワイルド・ローズ』『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』の監督トム・ハーパーが手掛け、コミックライターでもあり、『オールド・ガード』の脚本も手掛けたグレッグ・ルッカ、『アナと雪の女王2』のアリソン・シュローダが共同脚本を手掛ける、Netflixのアクション映画『ハート・オブ・ストーン』にボリウッドスター、アーリヤー・バットの出演が決定した。
今作は『ワンダーウーマン1984』『ナイル殺人事件』のガル・ガドット、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』『ベルファスト』のジェイミー・ドーナン、『アーミー・オブ・ザ・デッド』『100日間のシンプルライフ』のマティアス・シュヴァイクホファー、『ワイルド・ローズ』『ナイル殺人事件』のソフィー・オコネドー、『SAS: 反逆のブラックスワン』のジン・ルージといった、国際色豊かなキャストが揃った作品であり、そこにアーリヤーが加わることになる。
アーリヤーといえば、『ディア・ライフ』『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』といったボリウッド映画に出演する女優であるが、新作『Gangubai Kathiawadi』がベルリン国際映画祭にも出品され、2月に一般劇場でも公開された。新型コロナウイルスのパンデミック後に公開された映画としては、記録的ヒットをたたき出していることで、世界から注目が集まっている女優のひとりである。
ハリウッドデビューを果たした女優としては、一番有名なところだと、プリヤンカー・チョープラーであるが、他にもディーピカー・パードゥコーンが『トリプルX:再起動』でハリウッドデビューを果たしており、亡くなってしまったがイルファン・カーンなど、まだまだ数少ない。
しかし、アメリカのNetflixやAmazonプライムビデオといった、動画配信サービスでは、インド映画の人気が年々増しており、あと数年でアメリカやイギリスとインドの合作映画が大量に作られる時代がくることが予想されている。
それに先駆けて、ボリウッドスターがアメリカ映画に出演するという流れも十分に理解できるのだ。
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