Amazonプライムビデオで配信開始されてから話題となっているカミラ・カベロ版「シンデレラ」だが、今度はインドの「コリウッド」(タミル語圏内)映画として、ホラー色強めに製作された『シンデレラ』
今の時代のテイスト似合わない、男尊女卑のステレオタイプの象徴であるような「シンデレラ」だけに、様々なアプローチが逆にやりやすいのかもしれない。
2019年に予告が解禁になったものの、新型コロナの影響で大幅に遅れてしまっていたが2022年公開で調整に入ったようだ。
インド版『シンデレラ』の監督に抜擢されたのは、今回が長編初監督デビューとなるヴィノー・ヴェンケテシュ。主演を務めるのは「コリウッド」の人気女優でありながら、「ボリウッド」(ヒンディー語圏内)映画『アキラ』では、ソーナークシー・シンハーとも共演を果たしたラーイ・ラクシュ、『Teddy』のサークシー・アグルワールなど
白雪姫と闘牛を掛け合わせたスペインの映画『ブランカニエベス』やクリステン・スチュワート主演の『スノーホワイト』のように、昔ながらのおとぎ話やグリム童話を現代風にアップデートする動きは、今に始まったことではない。
パブリックドメイン案件によって、こういった原作が同じ作品の乱立で、ディズニーの定着させたイメージが揺らぎかねないということで、ディズニーも急ピッチに実写化企画を進めているのだ。
同じ原作を国別に観ることで、その国の特徴や女性の描き方なんかが見えてくるのもおもしろい。
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