
今年2022年は映画ライターになって1年が経過し、2年目に突入。3月頃に2年になるわけですが、媒体も10ほどに増え、念願だった雑誌、ラジオ、テレビ等のお仕事をいただけるようになりました。
そしてYouTubeの「BLACKHOLE」に出演できたのも貴重な体験でした。ヨシキさんや柳下さんは試写でたまに見かけていたけどさすがに声はかけられず、接点ができたのは非常に嬉しかったです。
ラージャマウリ監督、パン・ナリン監督のインタビューなど、超久しぶりな監督インタビューもありました。
私がずっとずっと配給会社や宣伝会社の人たちに、「インド映画、2022年~2023年にかけて世界的に有名になります、アカデミー賞も入ってきますよ」と言い続けてきたのが、ようやく現実的になってきて、ラジオやメディアでインド映画について語ることも増えました。
『RRR』も8月のはじめに関係者試写で、マスコミよりもいち早く見せていただいて、10月の公開までにメディア関係に取り上げてもらうようにプロモーションしたり、知り合いのタレントの方々にも協力していただき、ヒットに繋げることができました。
ただ4億円を到達して、日本で公開されたインド映画史上1位になったわけで、これが快挙のりように語られていますが、そもそも『ムトゥ踊るマハラジャ』はミニシアター系で、リバイバル上映の成績も計上されて1位になってたわけです。
今回のようにシネコンで、なかなか大規模で公開されたインド映画自体が最近なかったので、逆にそれを抜かないとおかしな話。
例えばインドで最近までアウェーとされていたハリウッド映画、600万ドルとかでもそこそこヒットとされている変な国だとパン・ナリン監督が言っていましたが、600万ドルって単純計算しても7億円ぐらいです。そんなハリウッド映画最近では2000万ドルラインに突入するものもあるわけです。
4億って…..それ以下なので、それで喜んでいるというのも変です。そもそも映画館離れが進んでいることなど、根本的な日本の映画業界における問題も人口の問題もそもそもあるわけですが、今までより….というとすごく感じるかもしれないけど、私が目指しているのは、それ以上なわけです。
ナショナリズムもいいけど、グローバリズムも並行して伝えていくことで、本当のインドの魅力が伝わっていくわけで、アトロクでも話ましてが、海外の日本オタクみたいに侍や忍者などのステレオタイプなものを求めているだけじゃ、日本においてのインド映画普及率の全体を見ると、それほど変わらず、結局インド映画ではなくて、ラージャマウリ作品が好きってなるだけで、広がっていかない。
その証拠に『RRR』が人気になっても、簡単に観られるNetflixのインド映画がほとんどの観られていないという現実があります。
私はそこの問題を考えいるので、ラージャマウリのファン勢や南インド好き層にこびた様ようなことは言いません。別に嫌いなわけではなく、大好きです。今年の1位にもしました。
だから多少の批判があるのは仕方がないとや思っていますが、全体像を見て、世界的コンテンツだと思うからこそ広げ方をもっと工夫しないと、ちょっと話題になって、また下火になる…….という、長年繰り返してきたインド映画アウェーな状況を繰り返すだけです。
それは今までのインド映画を語ってきた先駆者が偏った部分だけを発信してきた責任でもあります。それじゃだめなんです。だから私は、あえてインドらしくないものを伝えて、凝り固まったイメージ自体を壊そうと奮闘しているわけです。
お金さえあれば配給会社をやりたいぐらいですし、どの作品を入れたらいいかわからないという場合はアドバイス、また宣伝も行います。
ただ尺的な問題や切り取られ方を、いまいち理解できていない部分もあったり、そもそもインド映画を数分で語ることが難しく、上手く伝わらない部分もあったりで、失敗したこともありましたが、それも勉強だと思ってますし、それほど影響力というか、発信することの責任感というのも改めて感じました。
去年観た映画は約1100本、ドラマ約50シリーズを観ていて、かつてない量の映画を観たわけですが、今年は9月に奥さんが亡くなったこともあり、その中でもオンラインで追ってはいたものの、2ヵ月ほど試写にも行けず、新作も取りこぼしたり、ラジオ等の仕事が急にあったりで少しブランクがありましたが、最終的にはギリギリ1000本には到達しました。
海外ドラマは、マーベル系作品は全部観てますし、『リバーデイル』等のいつも観ているシリーズは観ていますが、新作シリーズがあまり見れず20シリーズほどに留まりました。
勘違いされてもらっては困るのですが、本数を自慢しているわけではなくて、映画評論の世界には、当然ながら先駆者がいて、私が物心ついて映画を観だしたのは90年代ごろです。だからもっと前から映画を観ている人に近づくには、人と同じ量を観ているわけにはいかないわけで、先駆者を追い向くくらい観ないといけないわけです。
全員がそうだとは決して言いませんが、例えば映画ライターと名乗っている人たちは、先駆者に対抗意識ってあまりないというか、それは仕方ないものとして捉えている感じがします。私はそうじゃなくて、先駆者を追い越すことを目指しています。だから映画ライターではなく(宣伝的な記事も書く場合もあるので映画ライターとも一応名乗っていますが)、映画評論家と言って、ハードルをあえて上げているわけです。
その中から、海外・邦画それぞれの年間ベスト、ワースト、そしてアニメ部門ベスト・ワーストを選出しました。まずは海外映画ベストから!!
最後に行っておくと、ホイットニーの映画が究極のエンターテイメントに仕上がっていたとしたら1位にしようと思っていたのですが、いろいろ残念な部分が多く、そもそも大好きなケイシー・レモン作品ということもあって、期待値が大きすぎました……


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