映画賞レースのノミネーションが次々と発表されている中、本作はアカデミー賞の前哨戦ともいえる放送映画批評家協会賞で主演男優賞〈ピーター・ディンクレイジ〉、サテライト賞では主要2部門含む、(作品賞〈コメディ/ミュージカル部門〉、主演男優賞〈コメディ/ミュージカル部門:ピーター・ディンクレイジ〉、衣装デザイン賞にノミネート!
映画賞レースのノミネーションが次々と発表されている中、デトロイト映画批評家協会賞では、作品賞・主演男優賞(ピーター・ディンクレイジ)の見事主要部門を受賞。さらに、第26回サテライト賞では 「作品賞(コメディ/ミュージカル)・主演男優賞(コメディ/ミュージカル)・衣装デザイン賞」などの主要部門に、 中でも主演男優賞(ピーター・ディンクレイジ)では放送映画批評家協会賞やハリウッド映画批評家協会賞をはじめ英国アカデミー賞では英国作品賞の他4部門にノミネートするなど、多くの賞レースでノミネートを果たしている。
そして世界が注目する最大の映画の祭典<第94回アカデミー賞>では衣装デザイン賞にノミネートを果たし、益々期待が高まっている!
この度、戦場の兵士が「Close My Eyes」を歌う本編映像が到着!
物語は恋文の“代筆”という複雑さだけではなく、シラノ、ロクサーヌ、クリスチャンの三角関係は、より過酷な運命へと向かっていく。地位と富を武器に、ロクサーヌに結婚を迫るギーシュ公爵によって過酷な戦地の最前線へと送り込まれることになるシラノとクリスチャン。
今回到着したのは、戦地でクリスチャンをはじめ、近衛隊の兵士たちが「Close My Eyes」を歌う本編映像。撮影はシチリア島の活火山・エトナ山にて行われ、当初、戦場のシーンは“黒”を想定していた。しかし撮影1週間前に、雪は降らないと言われていたはずが、20年で一番の大雪が降ったそう。雪で真っ白になった後、灰色へと変化し、偶然にも白と黒のコントラストが映える美しい景色が浮かび上がった。
クリスチャンとともに歌う近衛隊の兵士たちは、劇中コーラス隊のような位置付けだが、実はこの3人を演じているのは、映画の世界では傑出したアーティストとして知られている、グレン・ハンサード、サム・アミドン、スコット・フォラン。
グレンは多くの人に愛される映画『ONCE ダブリンの街角で』(06)で主演を務め、アカデミー賞歌曲賞(「Falling Slowly」)受賞している。サムは、トラディショナルな音楽に新しい解釈を加えていくスタイルで、独自の音世界を築いているシンガー&ミュージシャン。スコットは、シンガーソングライターや俳優としても活動している。
ミュージカル演出を担当したマーク・アスピノールは、「彼らのパフォーマンスをしかるべき場所で目にし、耳にすると、素晴らしい声でとてつもなくリアルなものに感じられる」と称え、「他のパフォーマーたちと半年も仕事をすることができず、周りのエネルギーも感じられなかったあとに、これほど素晴らしい才能を持つ歌い手たちと同じ場に立ち、何十人もの人が声を合わせて歌うのを聞くことができたのは本当に光栄なことだった」と振り返っている。
「Close My Eyes」以外にも、ヒューストン映画批評家協会賞で主題歌賞を受賞した「Wherever I Fall – Pt. 1」は彼らがメインで歌唱しており、戦地での兵士たちの心情を表す重要な楽曲の一つとなっている。
【出演】ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ベン・メンデルソーン
【監督】ジョー・ライト
【製作】ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ガイ・ヒーリー
【脚本】エリカ・シュミット
【原作】エドモン・ロスタン
【製作総指揮】エリカ・シュミット、サラ=ジェーン・ロビンソン、シーラズ・シャア、ルーカス・ウェブ、マット・バーニンガー、カーリン・ベッセル、アーロン・デスナー
【音楽】ブライス・デスナー&アーロン・デスナー
【全米公開日】2021年12月31日
【原題】CYRANO
【配給】東宝東和
【コピーライト】© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
【公式HP】cyrano-movie.jp 【公式Twitter】https://twitter.com/universal_eiga ♯映画シラノ
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