チャイ売りの少年が映画と出会い、やがて世界で活躍する映画監督になる―。監督自身の驚くべき物語を映画化した、『エンドロールのつづき』(2023年1月20日(金)新宿ピカデリー他全国公開)。
トライベッカ映画祭ほか、世界中の映画祭で5つの観客賞を受賞し、さらにバリャドリード国際映画祭では最高賞にあたるゴールデンスパイク賞をインド映画として初めて受賞。
そして世界中の映画祭から喝采を浴びた本作は、日本でも大きな話題となった『RRR』などの話題作を抑え、第95回アカデミー賞インド代表(国際長編映画賞)に決定。さらにロスで行われた「アジア・ワールド・フィルム・フェスティバル2022」でも最優秀作品賞を受賞するなど、快進劇が続く本作。
この度、各国の代表作品から第95回アカデミー国際長編映画賞のショートリストに残った15本が発表され、『エンドロールのつづき』が選出された!
パン・ナリン監督「映画祭は一本の映画が辿る道しるべ」
この度、監督作品が第95回アカデミー賞®︎国際長編映画賞のショートリストに選出され、最終投票に進んだパン・ナリン監督は、日本の観客に向けて喜びのコメントを寄せた。
「本作を信じてくれたアカデミー賞協会(米映画芸術科学アカデミー協会)に感謝します。映画にとってはどのような形であっても認められる、ということは大変有難いことです。2023年のアカデミー賞のインド代表に選ばれただけでも大きな助けになりました。ショートリストに残ったことで本作により注目が集まることになるかもしれません。しかしながら映画監督として、私は常に観客こそが重要であると思ってきました。なぜなら今の私があるのは人のお陰だからです。賞や映画祭は1本の映画が辿る旅における道しるべにすぎず、最終目的地は私にとってはいつも「人」なのです。」
自伝的な映画『エンドロールのつづき』を制作し、世界中の映画祭で観客賞を受賞し、インド国内でも大きな成功と話題を得たパン・ナリン監督。まるで映画のつづきを見ているかのような、ショートリスト選出。本線への道のりにも注目が集まる!
監督・脚本:パン・ナリン
出演:バヴィン・ラバリ
2021年/インド・フランス/グジャラート語/112分/スコープ/カラー/5.1ch
英題:Last Film Show/日本語字幕:福永詩乃/応援:インド大使館
配給:松竹 ALL RIGHTS RESERVED
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