作品情報
あの、『イレイザー』が帰ってきた!今度の敵は〈イレイザー〉。待望の新章が幕を開ける。メイソンは“イレイザー”の異名を持つプロフェッショナル。重要証人の身の安全を守るため、彼らの人生を跡形もなく消去する、「証人保護プログラム」の執行において右に出る者はいない。彼の次なる任務は、犯罪組織の告発に踏み切った一人の女性リナを守ることだった。次々と襲いかかる“最強の敵”の脅威からメイソンは、リナを守り抜くことができるのか⁉息もつかせぬノンストップ・アクション超大作!
監督・脚本・出演
監督: ジョン・ポーグ『REC レック ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇』『ディープ・ブルー3』
脚本: マイケル・D・ワイス 『バタフライ・エフェクト2』『ジャーヘッド3 撃砕』『スコーピオン・キング4』
出演:
ドミニク・シャーウッド 『シャドウハンター:The Mortal Instruments』『チャーリーとチョコレート工場』
ジャッキー・ライ 『シモーネ・バイルズ ~金メダルへの道~』『ポルノスター ~私の選んだ道~』
エディ・ラモス 『イン・コーポレイテッド』『エンドレス』
リー・ベルチャー3世 『エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語』『マリッジ・ストーリー』
マンフォ・ブレシア『アイ・アム・オールガールズ』『第9地区』
発掘!未公開映画研究所とは?
宗教性の問題、出演者の知名度、お笑いの感覚の違い…などなどの理由によって、日本では公開にいたらない作品が多く存在する。アカデミー賞にノミネートされている作品でも未公開作品は多い。
それもそうだろう、逆にアメリカやフランスで日本の映画が何でも公開されていると言えばそんなわけもなく、全体的に見て1割にも満たないだろう。
日本はそんな中でも割と海外の作品を公開している珍しい国であって、そんな中でもやっぱり公開されない映画というのは山のように存在する。
「発掘!未公開映画研究所」はそんな映画を発掘していくというもので、その中でも更に知名度が低いものを扱っていくつもりだが、必ずしも良作ばかりではない、中には内容がひど過ぎて公開できなかったものもあるのでご注意を!!
今回紹介するのは『イレイザー:リボーン』
短評
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画『イレイザー』の新作が20年以上の時を経て、今更の続編、リブート!!
証人保護プログラムで守られている人物を守るエージェントが主人公の物語ということで、そこらに転がっているような題材の作品であって、出演している俳優陣もテレビ俳優が中心ということもあって、テレビドラマ臭も漂う。
さらに監督、脚本家のどちらも『バタフライ・エフェクト2』や『スコーピオン・キング4』など、フランチャイズ作品を多く手掛けるビデオストレートのクリエイターが揃い踏みということで、もともと印象に残るようなアクション映画ではなかったというのに、それをさらに水で薄めたような、非常に地味なアクション映画に仕上がっている。
とはいっても、「まぁ、こんなもんでしょ」という感じに観る分には十分楽しめる作品ではあるし、前作より良い部分もある。
『イレイザー』といえばワニのシーンが印象だったという人もいると思うが、ワニこそ出てこないものの、今回はダチョウやカバやクロサイが登場して、アニマル要素が増している。つまり『イレイザー』はワニのイメージが強いというのは、世界共通の認識だったということだ。
クロサイのシーンなんて、かなりチープなCGではあるが、そういう細かい部分は、どうか大目に見て、動物たちの活躍にも注目してもらいたい!!
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