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第95回アカデミー賞:映画評論家バフィー吉川の最終受賞予想&結果答え合わせ(随時更新)

ついに第95回アカデミー賞の発表が前日に迫って、様々な映画賞の結果が出そろってきた。

それは会員数の3~4割が、映画に関しての知識がない人や、そもそも作品自体を観ないで投票している人だということだ。

この3~4割が何を基準に決めるかというと、他の映画賞での評判だ。だから

などなど……各部門の予想の具体的な説明は、また改めて更新するとして、とりあえず現時点での予想を!

●本命

△可能性としてはアリかも

作品賞

『西部戦線異状なし』

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

イニシェリン島の精霊

エルヴィス

●『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

△『フェイブルマンズ

『TAR/ター』

トップガン マーヴェリック

『逆転のトライアングル』

『ウーマン・トーキング 私たちの選択』

コメント:独特の投票システムから、安定の『フェイブルマンズ』が選ばれる可能性はあるかもしれない……

監督賞

マーティン・マクドナー『イニシェリン島の精霊』

●ダニエル・シャイナート/ダニエル・クワン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

△スティーヴン・スピルバーグ『フェイブルマンズ

トッド・フィールド『TAR/ター』

リューベン・オストルンド『逆転のトライアングル』

コメント:ゴールデングローブ賞でスピルバーグが受賞したというのはあまり当てにはならないものの、スピルバーグに同情票が入る可能性は無くはない….去年は『ウエスト・サイド・ストーリー』が空振りだったからね。

主演男優賞

オースティン・バトラー『エルヴィス』

●コリン・ファレル『イニシェリン島の精霊』

△ブレンダン・フレイザー『ザ・ホエール』

ポール・メスカル『アフターサン(原題)』

ビル・ナイ『生きる LIVING』

主演女優賞

△ケイト・ブランシェット『TAR/ター』

アナ・デ・アルマス『ブロンド』

アンドレア・ライズボロー『トゥ・レスリー(原題)』

ミシェル・ウィリアムズ『フェイブルマンズ

●ミシェル・ヨー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

助演男優賞

ブレンダン・グリーソン『イニシェリン島の精霊』

ブライアン・タイリー・ヘンリー『その道の向こうに』

ジャド・ハーシュ『フェイブルマンズ』

バリー・コーガン『イニシェリン島の精霊』

●キー・ホイ・クァン『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

助演女優賞

●アンジェラ・バセット『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

ホン・チャウ『ザ・ホエール』

ケリー・コンドン『イニシェリン島の精霊』

△ジェイミー・リー・カーティス『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

ステファニー・シュー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

国際長編映画賞

●『西部戦線異状なし』製作国:ドイツ

『アルゼンチン1985~歴史を変えた裁判~』製作国:アルゼンチン

『CLOSE/クロース』製作国:ベルギー

△『EO(原題)』製作国:ポーランド

『ザ・クワイエット・ガール(原題)』製作国:アイルランド

脚本賞

△『イニシェリン島の精霊』

●『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『フェイブルマンズ』

『TAR/ター』

『逆転のトライアングル』

コメント:脚本が一番注目された作品は、やはりぶっ飛びまくった「エブエブ」しかないでしょう。

脚色賞

△『西部戦線異状なし』

『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』

『生きる LIVING』

『トップガン マーヴェリック』

●『ウーマン・トーキング 私たちの選択』

コメント:続編とリメイクがほとんどのラインナップの中でのそうではない作品ということもあるし、男性目線の物語を女性目線に変換したサラ・ポーリーは評価されるべき。

撮影賞

●『西部戦線異状なし』

『バルド、偽りの記録と一握りの真実』

『エルヴィス』

『エンパイア・オブ・ライト』


△『TAR/ター』

編集賞

『イニシェリン島の精霊』

『エルヴィス』

●『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『TAR/ター』

△『トップガン マーヴェリック』

美術賞

『西部戦線異状なし』

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
△『バビロン』
●『エルヴィス』
『フェイブルマンズ』

衣装デザイン賞

『バビロン』

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

●『エルヴィス』

△『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『ミセス・ハリス、パリへ行く』

メイク・ヘアスタイリング賞

『西部戦線異状なし』
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
△『エルヴィス』

●『ザ・ホエール』

作曲賞

『西部戦線異状なし』

●『バビロン』
『イニシェリン島の精霊』
△『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『フェイブルマンズ』

歌曲賞

“Applause”『私たちの声』

“Hold My Hand”『トップガン マーヴェリック』

△“Lift Me Up”『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

●“Naatu Naatu”『RRR』

“This Is A Life”『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

コメント:受賞は難しいかもしれないが『私たちの声』でソフィア・カーソンが入っているのが驚き。また同作にはジャクリーン・フェルナンデスが出演しているだけにインド絡みが2つノミネートされている。

音響賞

『西部戦線異状なし』

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』

△『エルヴィス』

●『トップガン マーヴェリック』

視覚効果賞

『西部戦線異状なし』

●『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』

△『トップガン マーヴェリック』

コメント:アバターはこれぐらいしか獲れないんだから、あげて欲しいな。

長編アニメ映画賞

●『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』

『マルセル・ザ・シェル・ウィズ・シューズ・オン(原題)』

△『長ぐつをはいたネコと9つの命』

『ジェイコブと海の怪物』

『私ときどきレッサーパンダ』

長編ドキュメンタリー賞

●『オール・ザット・ブリーズス(原題)』
『オール・ザ・ビューティー・アンド・ザ・ブラッドシェッド(原題)』
『ファイアー・オブ・ラブ 火山に人生を捧げた夫婦』
『ア・ハウス・メイド・オブ・スプリンターズ(原題)』

△『ナワリヌイ』

短編ドキュメンタリー賞

●『エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆』

『ホールアウト(原題)』

『ハウ・ドゥ・ユー・メジャー・ア・イヤー?(原題)』

『マーサ・ミッチェル-誰も信じなかった告発-』

『ストレンジャー・アット・ザ・ゲート(原題)』

短編アニメ映画賞

●『ぼく モグラ キツネ 馬』

『ザ・フライング・セイラー(原題)』

『アイス・マーチャンツ(原題)』

『マイ・イヤー・オブ・ディックス(原題)』

『アン・オストリッチ・トールド・ミー・ザ・ワールド・イズ・フェイク(原題)』

短編実写映画賞

『アン・アイリッシュ・グッドバイ(原題)』

『イヴァル(原題)』
●『無垢の瞳』
『真冬のトラム運転手』
『ザ・レッド・スーツケース(原題)』

予想結果

16/23

英国アカデミー賞で話題だった『西部戦線異状なし』が美術系を獲ってしまったことで『エルヴィス』と『バビロン』の美術が売りの映画たちが残念な結果に…….

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