イントロダクション
監督を務めるのは、リチャード・リンクレイター(『6才のボクが、大人になるまで。』)や、ヨルゴス・ランティモス (『女王陛下のお気に入り』)の助監督を務めていたクリストス・ニク。奇抜なアイデアと人間への優しい眼差し―彼らの持ち味を独自に昇華させ、オリジナル脚本で創り上げたデビュー作「林檎とポラロイド」。
おかしみと切なさを見事に融合させた本作は、ワールドプレミアとなった第77回ヴェネチア国際映画祭で上映されるや、「見事なまでに胸を打 っくガーディアン紙〉」「魂のこもった今日性のある映画ヴァラエティ誌〉」と、その独創的で普遍的な物語に、絶賛の嵐が巻き起こった。
さらに同映画祭のコンペティション部門の審査員長をしていたケイト・ブランシェットは、その評判を耳にし、本作を観賞。監督の才能に惚れ込み、エグゼクティブ・プロデューサーとして参加することを熱望し、新たにクレジットされた。 次回作はケイト・ブランシェットプロデュース、キャリー・マリガン主演で製作が決定!2作目にして早くもハリウッドデビューを果たすクリストスニク。世界が注目する監督のひとりとなる。
ストーリー
「お名前は?」「覚えていません」──。バスの中で目覚めた男は、記憶を失っていた。覚えているのはリンゴが好きなことだけ。治療のための回復プログラム“新しい自分”に男は参加することに。毎日リンゴを食べ、送られてくるカセットテープに吹き込まれた様々なミッションをこなしていく。自転車に乗る、ホラー映画を見る、バーで女を誘う──そして新たな経験をポラロイドに記録する。(公式HPより)
スタッフ・キャスト
監督 : クリストス・ニク
脚本 : クリストス・ニク
出演 : アリス・セルベタリス
アナ・カレジドゥ『籠の中の乙女』
クレジット
編集:ヨルゴス・ザフィリス
音楽:ザ・ボーイ
原題: Mila
配給:ビターズ・エンド
2020年/90分/ギリシャ・ポーランド・スロベニア合作
2022年3月11日(金) より全国順次公開!!
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