イントロダクション
本作で製作総指揮を務めるのは、鬼才タイカ・ワイティティ。コメディを武器に独裁や偏見を描いた『ジョジョ・ラビット』で製作・監督・脚本・主演(ヒトラー役)をこなし、見事アカデミー賞で脚色賞受賞の快挙を成し遂げる。プロデューサーを買って出たのは、同じく『ジョジョ・ラビット』のプロデューサー、チェルシー・ウィンスタンリー。カナダ出身の監督ダニス・グーレを含め、3人は先住民族をルーツに持つ。同じ境遇の映画制作者として以前から友人関係であった3人の結成チームは、世界の分断や文化的・民族的な抑圧といった映画のテーマに説得力を持たせながら、“ファースト・ネーションズ(先住民
族)”とSFという異色ジャンルを融合し、トロント国際映画祭を始め、世界中の映画祭で絶賛された。
ストーリー
世界戦争終焉後の2043年――北アメリカでは軍事政権が都市を支配し、人々は権利を奪われ、子供たちは5歳になると国家の所
有物とされた。娘を連れ去られたクリー族の女性は、娘を取り戻すため自警団の地下組織に加わり、子供たちが集められたア
カデミーに潜入する・・・
スタッフ・キャスト
監督 : ダニス・グーレ
脚本 : ダニス・グーレ
出演 : エル=マイヤ・テイルフェザ―ズ『ブラッド・ブレイド』
アマンダ・プラマー『パルプ・フィクション』『ザ・ダンサー』
エリック・オズボーン『ブラック・ウィッチ』『デグラッシ: ネクスト・クラス』
スザンヌ・シール『ヘザー・グラハム in おいしいオトコの作り方』『探偵少女レクシー』
ショーン・サイポス 『飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲』『HICK ルリ13歳の旅』
エレナ・カーン『女神の見えざる手』『スキャンダル -人生のターニングポイント-』
クレジット
製作総指揮:タイカ・ワイティティ『ジョジョ・ラビット』『マイティー・ソー バトルロイヤル』
撮影:ダニエル・グラント
編集:ホルヘ・ヴァイス
プロデューサー:チェルシー・ウィンスタンリー『ジョジョ・ラビット』
カナダ=ニュージーランド/2021/101分/ビスタサイズ/ドルビーSRD/カラー/英語・クリー語/原題:Night Raiders
配給:アット エンタテインメント
(C)2020 NIGHT RAIDERS EAST INC. and MISS NIGHT RAIDERS INC.
【作品情報HP】http://www.at-e.co.jp/2021/2043
2022年1月27日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開
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