イントロダクション・ストーリー
全米大会で常勝の高校チアリーディング部。念願かなってチアリーディング部「トロス」の新キャプテンに選ばれたトランスは益々張切るが、大会直前に部員のケガ、彼氏の浮気、同期の反乱などトラブル満載。それに加えて、チーム伝統の振付が前キャプテンによる盗作だということが発覚。自分たちの実力を正当に評価してもらうべく、気持ちを切り替えて新作で挑む事になるが……。キルスティン・ダンスト演じるキャプテンが熱血指導でまとめあげ、ライバル校と全国大会で激突する青春スポ根ストーリー。
スタッフ・キャスト
監督 :ペイトン・リード『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』『アントマン』
脚本 :ジェシカ・ベンディンガー『スティック・イット！』『愛しのアクアマリン』
出演 : キルスティン・ダンスト『スパイダーマン』『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』『エリザベスタウン』
エリーザ・ドゥシュク『バフィー 〜恋する十字架〜』『クライモリ』
ジェシー・ブラッドフォード『父親たちの星条旗』『タイムマイン』
ガブリエル・ユニオン『パブリック 図書館の奇跡』『ブレイキング・イン』
クレア・クレイマー『ルールズ・オブ・アトラクション』『バフィー 〜恋する十字架〜』
ニコール・ビルダーバック『エクスペンダブル・レディズ』『バフィー 〜恋する十字架〜』
ハントリー・リッター『ウェディング・プランナー』『ルール3』
リニ・ベル『ロード・トリップ』『ターミナル』
ビアンカ・カジリッチ『ハロウィン レザレクション』『ピザボーイ 史上最凶のご注文』
リンゼイ・スローン『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』『モンスター上司』
ホームズ・オズボーン『運命のボタン』『ドニー・ダーコ』
シャマリ・フィアーズ『ダンス・レボリューション』
クレジット
製作：マーク・エイブラハム
製作総指揮： アーミアン・バーンスタイン
撮影： ショーン・モーラー
編集： ラリー・ポック
音楽：クリストフ・ベック
2000年／アメリカ／カラー／100分
短評
MCU'(マーベル・シネマティック・ユニバース)「アントマン」シリーズの監督として知られるペイトン・リードの劇場用長編デビュー作。
アメリカのランチョ・カルネ高校のチアリーディング・チーム「トロス」は全国大会で毎年、優勝してきたが、上級生が卒業し、新キャプテンになったトアはプレッシャーに押しつぶされ、ライバルたちに邪魔されながらも、チームを編成していく。
ベースとしてあるのは、ラブコメディではあるのだが、劇中のアクロバティックなパフォーマンスはかなり本格的で必見!!
ヒップホップやパントマイムなど、あらゆるダンスを吸収し、オリジナリティで全国大会に挑む様子からは、スポコン映画の要素も感じられる。
コメディだからといって、細部にも手を抜いていないところが長年愛されている証拠だ。
今作は予想以上にヒットしたことから、シリーズ化され、ミュージカル舞台化もされた。同じチアリーディングを扱った作品も量産された。
今となっては、すっかりベテラン女優の仲間入りを果たしたキルスティン・ダンストのフレッシュな演技にも注目してもらいたい。
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