「ひとつの嘘」から始まった大きなムーブメントを描き、SNSなども多様に取り入れた、現代を舞台としたミュージカルであり、 第71回トニー賞ではミュージカル作品賞、主演男優賞、作曲賞など6部門を受賞した「ディア・エヴァン・ハンセン」の映画化企画は2018年に発表され、アメリカでは2021年9月に公開が予定されていたが、ついに日本でも11月から公開されることが決定し、タイトルも原題に沿って『ディア・エヴァン・ハンセン』とされる。
舞台同様に楽曲は、シンガーソングライターとして、数々のミュージカルに楽曲を提供し、『ラ・ラ・ランド』『グレイテイスト・ショーマン』などの映画や『フラッシュ』シーズン3のミュージカルエピソードでも知られるベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの黄金コンビ。
監督を務めるのは、執筆した小説を自ら映画化した『ウォールフラワー』で長編デビューを果たし、『シンデレラ』に登場するチャーミング王子のスピンオフ映画の監督にも抜擢されたスティーヴン・チョボスキーであり、スティーヴンは『レント』や『美女と野獣』の脚本も手掛けており、ミュージカル映画にも関わりの深い人物である。
主演は舞台版でも主人公エヴァン・ハンセンを演じたベン・プラット。シンガーソングライターとしても知られ、Netflixでは『ベン・プラット ライブ・フロム・ラジオシティ』が配信中。映画においても『ピッチ・パーフェクト』などに出演するなど、その歌唱力はお墨付きといったところ。
共演には『ヘイト・ユー・ギブ』などに出演し、フェミニズム活動家としても知られるアマンドラ・ステンバーグや『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』『アンビリーバブル たった1つの真実 』のケイトリン・デヴァーといった若手俳優が多く出演するのに加え、『ザ・グロリアズ』『秘密への招待状』のジュリアン・ムーアや『魔法にかけられて』の続編が待機ているエイミー・アダムスなどが脇を固める。
【出演】ベン・プラット/エイミー・アダムス/ジュリアン・ムーア/ケイトリン・デヴァー/アマンドラ・ステンバーグ/ニック・ドダニ/ダニー・ピノ/コルトン・ライアン【監督】スティーヴン・チョボスキー
【脚本】スティーヴン・レヴェンソン
【楽曲】ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール
【製作】マーク・プラット/アダム・シーゲル
【製作総指揮】マイケル・ベダーマン/スティーヴン・レヴェンソン/ベンジ・パセック/ジャスティン・ポール
【全米公開日】9月24日 【原題】DEAR EVAN HANSEN 【配給】東宝東和
【コピーライト】© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
【公式サイト】deh-movie.jp【公式Twitter】 @dehmovie_jp (https://twitter.com/dehmovie_jp)
2021年11月26日(金)全国公開
- ネットもSNSも遮断されたインドの全寮制女子高を舞台に、少女たちは”自分”とは何者なのかに葛藤する!!『女子高生は泣かない』
- 第96回アカデミー賞:映画評論家バフィー吉川の最終受賞予想!事実上『オッペンハイマー』のひとり勝ち状態か?!
- インド音楽界の歴史が動いた!22年ぶりのメジャーガールズユニット”W.i.S.H.”誕生!K-POPに次ぐ世界市場を狙う!!
- この映画語らせて!ズバッと評論!!『マダム・ウェブ』始まらないドラマのプロローグを観ているような感覚になるが、若手女優たちが唯一の救い!!
- 【ちょこっとレビュー】地域復興ムービーとして応援したい気持ちを裏切るほど中途半端な主人公像『レディ加賀』
コメントを書く