1969年からスタートしたハンナ・バーベラ・プロダクションズによるアニメ『スクービー・ドゥー』は、今までに数々のシリーズや長編アニメ、2度の実写化、ゲームやコミック化もされてきたアメリカでは、メジャーなアニメシリーズである。
2019年からスタートし、現在シーズン2が放送中の新シリーズ『Scooby-Doo and Guess Who?』が、とても画期的な試みをしている。
それは、タイトルの通り、毎回ゲストキャラクターが登場するということだ。
ワーナーの子会社であるDCコミックスのバットマンやワンダーウーマン、フラッシュなどのキャラクターの他に実在の人物も多数登場するのだ。
しかも、バットマンの声優にはケヴィン・コンロイ、ジョーカーの声優にマーク・ハミルなど元のアニメと同じ声優をそのまま起用している。
更にゲストはコミックやアニメキャラクターに留まらず、実在する俳優やコメディアン、ミュージシャンやスポーツ選手といった幅広いゲストが毎回登場する。
『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役でお馴染みのマーク・ハミルや『クレイジー・グッド』のウーピー・ゴールドバーグ、『バッド・ママ』のワンダ・サイクス、『ヘザース/ベロニカの熱い日』のクリスチャン・スレーター、『スターリンの葬送狂騒曲』のスティーヴ・ブシェミ、『ウソから始まる恋と仕事の成功術』のリッキー・ジャーヴェイス、『スタートレック』のジョージ・タケイ、ホールジー、Sia、クリス・ポール…などなど
『シンプソンズ』や『サウスパーク』なども俳優やミュージシャンがゲスト出演するエピソードというのはあるが、今作ほどゲストに特化したアニメは今までなかったのだ
『Scooby-Doo and Guess Who?』は、日本ではまだ放送されていないが、カートゥーンネットワークで近いうちに放送されるであろう。
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