全米で知られていた親子のショッキングな結末を描いた『the ACT』
2015年6月、クローディーヌ・ディーディー・ブランチャードが殺害されたというニュースが全米を驚かせ、更に実の娘のジプシー・ローズ・ブランチャードがネットで知り合ったニコラス・ゴドジョンと共に殺害したという衝撃的な事実が判明。
全米はもちろん、各国で報道された。日本でもワイドショーでとりあげられるなど話題となり、奇跡体験!アンピリーバボーで再現ドラマも放映された。
母親殺しということは紛れもなく、ショッキングなニュースではあるが、何故そこまで話題になったかというと、このブランチャード親子は以前からメディアで注目されていたからだ。
それは母親のディーディーが難病にかかった娘ジプシーに医療やより良い生活をおくれるようにとメディアやネットで訴えかけ、寄付金を集めていたからだ。
しかし、それらの行為が全くの嘘であり、ジプシーは元気であったのにも関わらず、寄付金のために薬漬けにされ、車椅子生活をさせられていたという状況から逃れるためにディーディーの殺害にいたったという衝撃的事実が話題となった。
そんなディーディー・ブランチャード殺害事件を題材としたミニドラマシリーズがアメリカのHuluにて2019年3月20日より配信が開始された。
日本の配信開始日はまだ決定していないが、話題性やディーディー役を名女優パトリシア・アークエットが演じていること、『ランナウェイズ』『タグド』などのオリジナル作品が早いスパンで日本配信されていることから、すぐに日本でも観られるのではないだろうか。
この作品の凄いところは、衝撃的な題材の他に主演2人の演技。
母親ディーディー・ブランチャードを『ヒューマン・ネイチュア』『6才のボクが、大人になるまで。』の名女優パトリシア・アークエット、娘ジプシー役には 『アナベル 死霊館の人形』のジョン・R・レオネッティ監督が、『死霊館』のジョーイ・キングを迎えて贈る新世代ティーンエイジ・ホラー『7 WISH セブン・ウィッシュ』では主演を務めたジョーイ・キングが抜擢された。
パトリシア・アークエイトの熱演も話題ではあるが、ジョーイ・キングは第2のアレクシス・ブレデルとも言われる美少女とされる、元子役の女優だが、そんなジョーイ・キングが長い髪を切り坊主頭となったショッキングなビジュアルが話題を集めた。
事件発生から約4年でドラマ化されるという、異例のスピードではあるが、それだけ事件が話題となったことは言うまでもない。
Huluオリジナル・ミニドラマシリーズ『The ACT』は2019年3月米国配信開始
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