インド音楽を聴くにも入口がわからない。日本は南インド映画ファンが多く、音楽性も古典に偏っていて、新たな発見やリアルな音楽シーンが伝わり辛い環境となっている……。
ということで、1日1曲、様々な言語、様々なジャンルから、インドの歌を1曲紹介しています。
今回紹介するのは「I Like」
アーティストは、アヴァンティ・ナグラル
アヴァンティは、ハーバードとバークリー音楽院在学中に歌手デビューを果たしたインドのグローバル・アーティスト。
4才の頃からインドとアメリカのステージに立っており、デビューこそイギリスのインディーズレーベルからではあるが、インドの古典音楽(特にヒンドゥスターニー音楽)、R&B、ミュージカル音楽など、様々なジャンルからインスピレーションを受けており、全く型にはまらないアーティストだ。
さらにブロードウェイミュージカル「Agnes of God」で主演を務めたこともある実力派だ。
そんなアヴァンティのデビューシングル「I Like」は、インドに生きる独立した女性に捧げた曲となっている。
ムンバイにある最先端のヒンドゥー教病院の小児がん患者に音楽療法を導入した功績もあるなど、人格者としても知られている。
今回のおかわりの1曲は、2022年5月にリリースした「Give Up」
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