インド系アメリカ人のラッパーとして、アメリカで活躍し、ドウェイン・ジョンソン、ザック・エフロンが出演した『ベイウォッチ』にも曲を提供していたラジャ・クマリ。
近年は、自分のルーツであるインドを意識するかのように、 『ZERO』『おかしな子』といったボリウッド映画にも積極的に曲を提供している。
そんなラジャの新曲や正にルーツへの探求といったシングルカット曲「Made in India」が詰まった「HBIC」が5月13日にリリース。それに合わせてミュージック・ビデオが連日公開となっている。
ちなみに「Made in India」という曲は、80~90年代にかけてインドのポップスターとして活躍したアリーシャの1995年の同名曲のカバーであり、アリーシャにリスペクトを捧げたものとなっている。
同じく収録曲「Manifest」でも歌詞の中に、リスペクトする歌手としてチャカ・カーン、ビヨンセ、そしてアリーシャを挙げていることからも、リスペクトの強さを感じられる。
インドらしさを消して完全に世界を意識したアーティストが多くなる一方で、私はアメリカ人だけど、インド人でもある!!と主張した楽曲が多く、どれも力強いものばかり。
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