サルマーン・アリーやアナンヤ・ナンダ、ヴィパル・メフタといったスターを生み出してきた「インディアン・アイドル」も今年でシーズン13!!
7月からインド各地で行われていた地区予選も終わり、いよいよ9月3日からステージ・パフォーマンスが放送開始される。
審査員は前シーズンに続きヒメーシュ・レーシャミヤー、ヴィシャル・ダッドラニ、ニーア・カッカーに加え、ゲスト審査員も登場予定だ。
歌手だけではなく、シャー・ルク・カーンやプリヤンカー・チョープラーなどといったボリウッド俳優のゲスト出演も毎回の醍醐味であるだけに、今回も誰が出演してくれるのか期待したいところだ。
もともと素人がアイドルを目指すというのが、本場の「アメリカン・アイドル」同様のコンセプトであったが、近年のアメリカ版もそうであるし、インドは参加人数の母数が圧倒的に多いということで、どうしても勝ち進めるような強者は、過去に他のオーディション番組に出演していた者や、インディーズで歌手デビューしている者が多い。
そのため「The Voice」のようなセミプロによるオーディション番組という印象が強くなっている。観ている側はクオリティが高くていいが、それだけ弱肉強食だということを痛感する。
シーズン12では、過去にオーディション番組に出演経験もあって、ちょっとヴァネッサ・ハジェンズに似ていたシャンムカ・プリヤが圧倒的な歌唱力とパフォーマンスを見せつけるものの、トップ6で敗退してしまっただけに、何が起こるかわからない。
インドだけに限ったことではないが、近年のオーディション番組はYouTubeによって世界配信されているだけに、「インディアン・アイドル」も毎週パフォーマンスが配信される。
- ネットもSNSも遮断されたインドの全寮制女子高を舞台に、少女たちは”自分”とは何者なのかに葛藤する!!『女子高生は泣かない』
- 第96回アカデミー賞:映画評論家バフィー吉川の最終受賞予想!事実上『オッペンハイマー』のひとり勝ち状態か?!
- インド音楽界の歴史が動いた!22年ぶりのメジャーガールズユニット”W.i.S.H.”誕生!K-POPに次ぐ世界市場を狙う!!
- この映画語らせて！ズバッと評論！！『マダム・ウェブ』始まらないドラマのプロローグを観ているような感覚になるが、若手女優たちが唯一の救い!!
- 【ちょこっとレビュー】地域復興ムービーとして応援したい気持ちを裏切るほど中途半端な主人公像『レディ加賀』
