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ジャンヌ・ダルクをヒロインとしてではなく、人間的に描いた無声映画『裁かるゝジャンヌ』

ジャンヌ・ダルクをヒロインとしてではなく、人間的に描いた無声映画『裁かるゝジャンヌ』

イントロダクション

19世紀末にデンマークで生まれ、常に独創的で革新的な作品を生み出しながら、一貫して人間、特に女性の心の真髄をフィルムで捉え続けた、孤高の映画作家カール・テオドア・ドライヤージャン=リュック・ゴダールフランソワ・トリュフォーイングマール・ベルイマンなどの巨匠たちからアルノー・デプレシャンギャスパー・ノエといった現代の先鋭たちにまで多大なる影響を与え世代を超え敬愛されている。

79年の生涯で長編14作品を発表、被写体を見つめ、モノクロームの世界を巧みに操り、新たな映画芸術の可能性を示し続けました。今回は、ゴダールが『女と男のいる舗道』で引用したことでも有名な『裁かるゝジャンヌ』と後期3作品がデジタルリマスタリングされ、スクリーンに甦える!!

ストーリー

ジャンヌ・ダルクは百年戦争で祖国の地を解放に導くが、敵国で異端審問を受け司教からひどい尋問を受ける。自ら火刑に処される道を選び処刑台へと向かっていくジャンヌの姿を捉えた、無声映画の金字塔的作品。

本上映は2015年にゴーモン社によってデジタル修復された素材によるもので、伴奏音楽はオルガン奏者カロル・モサコフスキによって作曲・演奏、リヨン国立管弦楽団のコンサートホールのオルガンを用いて録音された。
(公式HPより)

スタッフ・キャスト

監督 : カール・テオドア・ドライヤー

脚本 : カール・テオドア・ドライヤー

出演 : ルネ・ファルコネッティ『La comtesse de Somerive』

アントナン・アルトー『ナポレオン』

ウジェーヌ・シルバン

クレジット

歴史考証:ピエール・シャンピオン

撮影:ルドルフ・マテ

1928年 / フランス / モノクロ / スタンダード / ステレオ / 97分 / 2Kレストア

2021年12月25日(土) ロードショー

短評

※まだありません(準備中)

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