『インディア・ロックダウン』『Blurr』など、オリジナル作品が充実しつつあるインドの配信サービスZEE5(日本からも登録可能)で1月20日から配信開始になるのが、インド版『セックス・エデュケーション』ともいえるヒンディー映画『チャトリワリ』だ。
化学の天才でありながら失業中の主人公アーニャが、タブーとされているからこそ間違った知識が蔓延してしまっているインドの性事情問題に立ち上がり、学生たちに正しい性教育、男女の身体構造について教えていくというコメディ作品となっている。
監督を務めるのは、『Premsutra』でもある相手と一夜を共にしたことでシングルマザーになる決意をする女性を描いていたテジャス・ビジェイ・デオスカル。
主演を務めるのは主にテルグ映画で活躍し、ヒンディー、タミルなど北南にわたって活躍するラクル・プリート・シン(『最後の願い』『De De Pyaar De』)。共演には主にテレビ作品で活躍するスミート・ヴィヤース、若手注目株のイアムリアルモヒシン(『Satyameva Jayate 2』『Mission Majnu』)、ラケーシュ・ベーディー(『Indoo Ki Jawani』『Phir Hera Pheri』)などが脇を固める。
日本ではあまり性を描いた作品が入ってきていないため、極端に攻めた作品に思えるかもしれないが、インドでもこういった性事情を扱った作品は年々増えており、時代の変化を感じさせる。
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