Netflixで配信中のドキュメンタリーというより、リアリティショーに近い『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!』は全世界で予想外のヒットとなった。
ハリウッド俳優やインフルエンサーなどからも注目され、シーズン2やスピンオフとなる『タイガーキング: ドク・アントル、強者につき』も制作された。
その爆発的な人気を受けて、ドラマ化企画や映画化企画も2020年に発表された。
『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!』のドラマ化企画は、ひとつだけではなく、『Glee』『アメリカン・ホラー・ストーリー』のライアン・マーフィが手掛ける企画や、ニコラス・ケイジが主演とプロデューサーを務める企画など、複数の企画が同時期に発表されていた。
Netflix作品を他社がドラマ化するというのは、問題に感じるかもしれないが、複雑なのは、Netflix作品のドラマ化ではなくて、出演している人物を扱ったドラマということ。
しかし、新型コロナの騒動の中でドラマ化の話題性が薄れてしまい、保留もしくは自然消滅してしまっているようだ。時期を見て復活する可能性もあるが……
今のところは、アメリカの動画配信サービス、ピーコックオリジナル作品として製作された『Joe vs. Carole』が完成までたどり着いており、全8話のミニシリーズとして、2022年3月3日から配信開始予定となっており、ついに予告が解禁となった。
『イエスタデイ』『ゴーストバスターズ』のケイト・マッキノンが主演とプロデューサーを務め、『サンドマン』『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェル、『バニシング ’72』『ミュータント・ニンジャ・タートルズ : 影<シャドウズ>』のウィリアム・フィクナー、『テスラ エジソンが恐れた天才』『カポネ』のカイル・マクラクラン、『エスケイプ・フロム・スパイダーヘッド』のダニエル・リーダー、『何様なのよ?』のマルロ・ケリーなども出演する。
『Joe vs. Carole』では、ジョー・エキゾチックの視点からではなく、ケイト・マッキノン演じる、ジョーの強烈すぎる妻キャロル・バスキンの視点から描かれる。
日本での配信もしくは放送の予定は、現在のところ不明である。
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