タランティーノの名作映画『キル・ビル』のエンドロールで流れるチンゴンの”Malagueña Salerosa”
チンゴンとは、『スパイキッズ』『デスペラード』で知られるロバート・ロドリゲス監督が自分の映画用音楽を作るために結成したバンド。
親友のタランティーノのために『キル・ビル』の音楽を担当。
ラストがしまるのもチンゴンの楽曲があってこそ!
この “Malagueña Salerosa”を聴くためだけにサントラを買うのもアリと思わせるぐらいのラテン・ロック。
ちなみに『フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ』でも使用されている
ロバート・ロドリゲス本人がエレキギターを担当。これが相当な腕前!!
タランティーノの夢がつまったある意味パーティ映画でもある『キル・ビル』、タランティーノの好きな音楽ばかり集めたサントラは当時話題となった。海外ドラマのBGMがあったり、日本語の歌が入っていたり...もうやりたい放題なんだど、それが逆にいい!タランティーノの頭の中をのぞいているような感覚になるサントラはオススメ!映画が気に入らなかった人もサントラは気に入るはず。
ここで豆知識として『キル・ビル』の話題に少し触れたいと思う。
『キル・ビル』は2部作で完結したことになっているが、当初は3作目を作る企画があり、ストーリーはヴィヴィガ・A・フォックス演じるヴァニータとブライドが対決した際にヴァニータを殺されるところを目撃してしまった娘が今度はブライドに復讐しにくるという、復讐の連鎖を描くもので、実際にその子役が大人になってから製作したいとタランティーノは言っていたが、未だ実現しておらず、ドラマで登場キャラクターのスピンオフやコミック化の企画も実現しなかったところを見ると、もうやる気がない模様。
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