2018年に公開された「トランスフォーマー」シリーズのスピンオフ映画『バンブルビー』は事実上、リブート作品となっており、キャラクターのデザインも一新されていた。シリーズ化も考慮されており、当時から続編製作が待たれていた作品でもあった。
今回明らかになった進行中の企画は『バンブルビー』のユニバースを共有する作品ということで、位置的には続編にあたると思われるがバンブルビーが主人公として描かれるのか、それともオプティマスが主人公として戻るのかは、現在のところ不明。
もうひとつは『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に基づいた作品となる。『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は、乗り物ではなく、動物の姿をスキャンしたことで、動物ロボット生命体同士の戦いを描いた作品で1996年に放送され、日本でも1997年から放送された。
『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は1989年の『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』以来、トランスフォーマーにとって、久しぶりのアニメ作品であったが、当時のCG技術とコミカルなストーリー性が話題となり、続編の『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ』も製作された。ちなみに『ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー』に関しては、アメリカでは『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のシーズンの中で描かれたことであり、日本以外では続編という位置づけではない。
2つの異なるトランスフォーマー映画は、それぞれ『アメイジング・スパイダーマン』『ゾディアック』のジェームズ・ヴァンダービルトと2020年のDC映画『フラッシュ』の脚本も手掛けるジョビー・ハロルド によって別々に製作されているが、同時に進行させていることから、ビーストウォーズも『バンブルビー』の世界観を共有する作品になる可能性もある。
公開日などは現在のところ未定だが、確実にプロジェクトは動き始めているのだ。
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