
イントロダクション/ストーリー
操縦士に憧れる少女時代から、インド初の女性戦闘機パイロットとしてカルギル戦争で活躍するまで、空軍大尉グンジャン・サクセナの偉大なる歩みを描く …
スタッフ・キャスト
監督 : シャラン・シャルマ
脚本 : ニクヒル・メロトラ
出演 : ジャンビ・カプール『イングリッシュ・ミディアム』『Roohi』
パンカジ・トリパティ『イングリッシュ・ミディアム』『勇者は再び巡り会う』
リバ・アローラ『燃えよスーリヤ!!』『URI/サージカル・ストライク』
クレジット
撮影:マナシュ・ナンダン『ハッピー・ニュー・イヤー』
音楽 : John Stewart Eduri
2020年/インド/カラー/112分

短評
主人公グンジャン (ジャンビ・カプール(ジャンビ・カプア) )は、とにかく飛行機の操縦士になりたい。しかし、インドでは航空業界において、キャビンアテンダント以外に、女性が活躍する場がない。
飛行機関係の仕事がしたいのではなくて、あくまで飛行機に乗りたかったグンジャンが選んだのは、空軍に入隊することだった。
入隊基準の穴を狙って、なんとか入隊したものの、完全な男社会の軍隊の中、教官も全てが男。さらに周りの社会の目もない。
ただでさえ女性格差のあるインドにおいて、自分以外の周り全てが女性差別主義者のような環境で、グンジャンは何度も挫折しながらも、自分の夢を叶えるために、無理な要求もこなし、教官たちにも自分のやる気や技術を認めさせていくという点は、まさに王道のサクセス・ストーリーである。
その点は『ダンガル きっと、つよくなる』『きっと、またあえる』を手掛けたニクヒル・メロトラらしさがある。
しかし、今作が単純なガールズパワー作品として納まっていないのは、夢が叶うことが意味するのは、死と隣り合わせの戦場に出なければならないということなのだ。
グンジャンの家族も、娘の夢が叶うことを願う一方で、それは戦場に娘を出すことになるかもしれないというリスクにも直面することになり、親の立場からすると、かなり複雑な心境も描かれている。
そうはいっても、全体的に万人受けするように作られたこともあり、実話ベースとはいっても、エンタメ色が強く、シリアスなシーンはあまりことから、安心して観られる作品だといえるだろう。


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