作品情報
あのミュータント・タートルズが帰ってきた! アクション満載のおかしな冒険の先には、かつてないほどの危険な戦いが待ち受けるー。
『ライズ・オブ・ミュータント・タートルズ: THE MOVIE』レビュー

2018年から2020年にかけてニコロデオンで放送されていた『Rise of the Teenage Mutant Ninja Turtles』の長編作品。同作は、今までのテレビアニメシリーズの中では過去最低の継続年数ということで、つまり早々に打ち切りになったシリーズということだ。
前ニコロデオン版は日本にも輸入されたが、今作はテレビ東京も輸入しておらず、未だに放送もしれていないし、CSや配信等でも観ることができない日本未放送シリーズであるが、ある意味完結編となる長編作品だけが、Netflix映画として制作されたことで、それだけが現時点で唯一観れるという、おかしな状況が出来上がったのだ。
キャラクターを大幅改変した今シリーズは、タートルズがよりおバカなティーンエイジになっていたり、スプリンターがネタキャラになっていたりと、カートゥーン要素を増やし、徹底的に子供向けに変換された作品であり、従来のタートルズファンには不評なことは言うまでもない。
長編版は、テレビシリーズを観ていなくても理解できるものにはなっているものの、今シリーズの特徴として、ケイシー・ジョーンズが女性の設定にされていたが、長編版には従来の男性版ケイシー・ジョーンズが登場。ちなみに声優をハーレイ・ジョエル・オスメントが担当している。
ケイシーが女性であることを知っていると、単にタイムトラベルしたのか、それともマルチバースなのかを考えながら観ることができるのだが、そもそもテレビシリーズが放送されていない日本においては、長編ならではの醍醐味は全く伝わらない。
スピード感があるアクション・シーンは見どころではあるものの、特別ここが優れている!!と言えるシーンがほとんどない。
すでに新作が製作中の「タートルズ」だが、『Rise of the Teenage Mutant Ninja Turtles』においては、今回が最後。供養的な作品と思えば良いのではないだろうか……。
点数 77



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