すでに日本でもサービスが開始されているマーベルやピクサー、スター・ウォーズなどを含むディズニーが関わる作品に特化した動画配信サービス「Disney DELUXE」だが、アメリカで2019年11月からサービスが開始予定であった 「Disney+」とは別もので、今後 「Disney+」 で独占配信される予定のMCU直結ドラマシリーズや『わんわん物語』の実写版、『ハイスクール・ミュージカル』のドラマシリーズなどはまた別にDisney+を契約しなければ見られないという情報まで飛び交っていて、ユーザーを混乱させていた。
しかし、こちらも「Disney+」の限定配信とされていたスター・ウォーズのスピンオフ・シリーズで『ライオン・キング』『アイアンマン』のジョン・ファブローが制作を務める『マンダロリアン』が 「Disney DELUXE」でも12月26日から配信されることが決定した。
別ものとされていた動画配信サービスの作品が 「Disney DELUXE」で配信されるということで、「Disney DELUXE」が事実上、「Disney+」の日本における受皿であることが判明したと言っていいだろう。
別物というのは、ある意味では正しいのかもしれない。日本では今後、配信されない作品や逆に日本だけ配信される作品も出てくるかもしれないからだ。
本当に別もので 「Disney DELUXE」と「Disney+」を別々で展開させるとなると、 同じ様な配信サービスが2つ存在することになって、最終的に「Disney+」作品は 「Disney+」のみの配信になっていくとしたら 「Disney DELUXE」の利点がほとんどなくなってしまう。 そうなると値段を下げて、「Disney+」のオリジナル作品だけは観れない廉価版のような存在になってしまって、ほとんど意味がないものになってしまう。
NetflixもHuluもそうだが、国によっては若干、配信内容が違ったりする。たとえばアメリカのNetflixではディズニー作品が配信されていたりもしていた。
日本としての解釈では、別物と言うのが正しいかもしれないが、結果的には「Disney+」の受皿になっていくことは間違いないだろう。 ディズニー・チャンネルが放送時期や作品が異なることから、日本のディズニー・チャンネルとは別物と言うのと同じレベルの限りなく近い「別物」だと思われる。
更に『わんわん物語』や『ハイスクール・ミュージカル』のドラマ版も配信が決定したら、決定的だろう。
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