作品情報
世界最大級の歌合戦に出場するチャンスを手にした小さな町のデュオ。だが有力なライバルや邪魔者、舞台での思わぬ出来事が、夢をかなえたい2人の行く手を阻む。 主演は『パパVS新しいパパ2』『奥さまは魔女』のウィル・フェレルと『ミーン・ガールズ』『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムズ、共演に『007 ダイ・アナザー・デイ』『マンマ・ミーア!』のピアーズ・ブロスナン、『キャンプ・ロック』『サニーwithチャンス』のデミ・ロバート、『野性の呼び声』『美女と野獣』のダン・スティーヴンスなど
『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』レビュー

今作は、1956年から続く実在の伝統的なワールドワイドな音楽コンテスト「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」を題材としたコメディ作品であり、ウィル・フェレルとレイチェル・マクアダムズがいい歳して大人になりれないコンビを演じるという、ウィル・フェレル作品では定番のひな型作品である。
実在の音楽コンテストを題材としていて、名前のそのまま使用していることから、出演者やバックステージサイドも関係者が多数登場する。
ウィル・フェレルは吹替ではなく、『ブロデューサーズ』同様に歌唱シーンは自ら歌っているが、残念ながらレイチェル・マクアダムズは吹替えである。しかし、吹替えをしているのは、コンテスト出場者であり、『ハイスクール・ミュージカル2』『ハイスクール・ミュージカル3』では、ヴァネッサ・ハジェンズのスウェーデン語吹替をしているモリー・サンデーンだ。
バカバカしさの中でひと際輝きをみせる、あの歌声はモリー・サンデーンによるものなのだ。
その他にも、コンテスト出場者のLoreen、Jamala、コンチータ・ヴルストなどが続々登場することや、デミ・ロバートとダン・スティーヴンスの参加によって、主人公達以外の歌唱シーンのひとつひとつがハイクオリティに仕上がっていていながら、どことなくバカバカしさが漂うという絶妙なラインが癖になりそうだ。
ウィル・フェレルのコメディのひな型と直球のサクセス・ストーリーではあるが、トップレベルのワールドワイドアーティストが惜しみなく登場する音楽映画としては、前例のない豪華さである。

点数 80点
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