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世界迷作劇場『メン・イン・キャット』アドベンチャー映画要素を転がせておいてノータッチ!!

世界迷作劇場『メン・イン・キャット』アドベンチャー映画要素を転がせておいてノータッチ!!

作品情報

ケヴィン・スペイシー扮する大企業の社長がネコになってしまったことで起こる騒動を描いた、「メン・イン・ブラック」シリーズのバリー・ソネンフェルド監督によるコメディ。仕事人間で家庭を顧みない傲慢な大企業の社長トムは、娘の誕生日に渋々と苦手なネコを購入するが、その帰りにビルから転落。それをきっかけに、トムの意識がネコに移ってしまう。ネコのトムはペットとして家族に迎え入れられるのだが……。ネコになってしまう社長のトム役をスペイシーが演じるほか、トムの妻役を『ダラス・バイヤーズクラブ』『ライリー・ノース 復讐の女神』のジャニファー・ガーナー、怪しいペットショップの経営者役を『ヘアスプレー』『ジャージー・ボーイズ』のクリストファー・ウォーケンがそれぞれ演じる。

世界迷作劇場とは?

世界には「何でここまでつまらない映画を作ってしまったのだろう」「どういった趣旨でこんなものを作ったのだろう」という”迷作”が沢山存在している。

そんな”迷作”も映画は映画!きっちり紹介していこうという企画です。

あなたの記憶に泥だらけの足跡を残すような”迷作”を紹介していきます!!

今回紹介するのは『メン・イン・キャット』

『メン・イン・キャット』レビュー

『メン・イン・ブラック』シリーズの監督であるバリー・ソネンフェルドが監督ということでタイトルが『メン・イン・キャット』という邦題に。

舞台はアメリカ、俳優もアメリカ人を起用しているものの、実はフランスと中国の合作映画という何とも不思議な映画で、資金の動きもきになるところ。製作会社のヨーロッパ・コープはリュック・ベッソンが設立した製作会社だがついにリュック・ベッソンも中国マネーで染められてしまうのか...

ただ、変に中国を持ち上げるような要素もなく、中国マネーの映画にしてはそれを感じさせない。その部分だけが評価できる作品。それ以外に何の印象も残らない。

そもそも猫と入れ替わった原因もよくわからないし、戻った原因もよくわからない。

原題がナインライブスということでアメリカのことわざ?『猫には9つの命がある』というものからとったものだけど...そのタイトルに沿った内容でもない。

とってつけたように劇中でクリストファー・ウォーケンが説明していたが...何の答えにもなってない。

猫が人間と入れ替わったというだけでいくらでもストーリー展開をできるはずなのに、観ている側の期待に全く応えてくれない展開で、かなり観ている人に不親切!!

ストーリーの軸となるのは娘と父親との絆なのだが、この場合、父親嫌いな設定が多い。しかし今作では、娘はお父さんが大好きという設定のため、家族再生のプロセスにすごく物足りなさを感じる。

実は離婚を考えていたことが発覚する妻ともあっさり関係修復してしまい、息子との関係や敵対する社員との関係、人間ドラマの何から何までが薄味すぎる。

猫という人間に身近な動物を扱っている割にはCGに頼りすぎていて、もっと猫の素の演技を活かしたほうがよかったと思う。『ジャングルブック』みたいにジャングルで激しい動きをするわけでもないのだから、もう少し猫に演技をさせる努力をしてほしかった。

動物映画って昔から『ベンジー』や『ラッシー』など、演技ができる犬猫ということで話題を集めることが多いし、『グリンチ』のマックス役なんて拾ってきた犬だ。今回はその点で猫のキャスティングが手抜きすぎる。

更に他の猫もほとんど出てこない...CGを頼りにするならするで、もっと攻めた内容にしてもいいのではないだろうか。全体的に控えめな内容で観終わった後に何も印象が残らない。

本当にローティーン向けの映画で大人が観るにはちょっと物足りない。

良い俳優を無駄使いしすぎである!!

点数 25点

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