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発掘!未公開映画研究所『ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール~死のバイブル~』カルト教団が起こした事件をモデルにオカルト要素高めに映画化!

発掘!未公開映画研究所『ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール~死のバイブル~』カルト教団が起こした事件をモデルにオカルト要素高めに映画化!

作品情報

1985年、カリスマ的なリーダーが率いるカルト宗教“ヘブンズ・ベール”のメンバー47人が集団自殺を図る。それから25年後、その凄惨な事件の唯一の生存者であるサラは、ドュメンタリー映画を作っているマギーたち撮影クルーとともに、実際になにがあったのかを究明するため事件の現場へと足を踏み入れる。一行はそこで“ヘブンズ・ベール”の行動を撮影したビデオテープを発見するが、その中には、自然を超越した奇妙な映像が収められていた。そして撮影クルーの周りでも説明のつかない恐ろしい現象が起こりはじめる・・・。

発掘!未公開映画研究所とは?

宗教性の問題、出演者の知名度、お笑いの感覚の違い…などなどの理由によって、日本では公開にいたらない作品が多く存在する。アカデミー賞にノミネートされている作品でも未公開作品は多い。

それもそうだろう、逆にアメリカやフランスで日本の映画が何でも公開されていると言えばそんなわけもなく、全体的に見て1割にも満たないだろう。

日本はそんな中でも割と海外の作品を公開している珍しい国であって、そんな中でもやっぱり公開されない映画というのは山のように存在する。

「発掘!未公開映画研究所」はそんな映画を発掘していくというもので、その中でも更に知名度が低いものを扱っていくつもりだが、必ずしも良作ばかりではない、中には内容がひど過ぎて公開できなかったものもあるのでご注意を!!

今回紹介するのは『ジェシカ・アルバ ヘブンズ・ベール~死のバイブル~』

短評

ジェシカ・アルバ~がタイトルになっていて、メル・ブルックスやレスリー・ニールセンなどの映画にはよくあったが、近年では珍しい邦題だ。

カルト教団を描いた作品で、モデルとなっているのは、1997年のヘヴンズ・ゲートによる教祖マーシャル・アップルホワイトと信者38人の集団自殺である。

ヘヴンズ・ゲートは、当時話題となったヘール・ポップ彗星に続いて宇宙船で宇宙人がやってくるという噂から、自殺することで魂を宇宙船に乗せてもらうというバカバカしいものであったが、38人が犠牲になってしまった。

そのまま映画化しては、流石にバカらしくなってしまうということで、『パージ』『ハッピー・デス・デイ』のジェイソン・ブラムが製作として参加することでオカルト要素強めのホラーテイストに改変しながらも「魂」というキーワードは、そのまま物語に反映させているのだ。

世間ではバカげた行為とされても実は、それは本当に意味があるものであって、何も知らない第3者が介入して阻止することで「犯罪」という烙印を押されてしまうという、人間は自分たちの価値観や概念に反するものは、信じないし、悪だと決めつけてしまうというメッセージも込められていて、一周回って社会派な作品なのかもしれない。

他にも集団自殺を扱った作品としてはイーライ・ロスが製作した『サクラメント 死の楽園』という作品があるが、これはカルト団体「人民寺院」の事件がモデルとされている。

知らないところでひっそりと行われている様なカルト教団や特殊なコミュニティの儀式による被害者はいるかもしれない。

一時期はゴールデンラズベリー賞財団から目を付けられていたジェシカ・アルバ。2010年には『キラー・インサイド・ミー』『マチェーテ』『バレンタインデー』『ミート・ザ・ペアレンツ3』の4作品で最低助演女優賞にノミネートされてしまったが、 最近では逆に見向きもされていないのが悲しい。

個人的には『アイドル・ハンズ』から追いかけているだけに複雑な気分だ。

ジェシカ・アルバ出演作6選

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