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意外すぎる人物が変身する仮面ライダーセンチュリー!世界を救うのは家族の絆!!『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』

意外すぎる人物が変身する仮面ライダーセンチュリー!世界を救うのは家族の絆!!『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』

意外すぎる人物が変身する仮面ライダーセンチュリー!世界を救うのは家族の絆!!新作映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』の魅力を紹介!!

2021年は『仮面ライダー』が放送開始されて50周年という節目になる記念作品として製作された『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』

スーパー戦隊45作目記念も『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』が、メタ的な要素が盛り込まれた、お祭り映画だったのに対して、今作は毎年恒例の前後ライダーの共演作品でありながら、1作目『仮面ライダー』の知られざるサイドストーリーも描かれる。もちろんネタも満載!だけど物語の邪魔をしない。

 藤岡弘、の意志を継ぎ、本郷猛を演じる藤岡真威人に加え、古田新太が「仮面ライダー」映画らしからぬ演技力を発揮!

そんな今作の魅力を紹介していこう。

■『仮面ライダーセイバー』のアフターストーリー、そして『仮面ライダーリバイス』の今を描く

今作は「MOVIE大戦」「ジェネレーション」シリーズの流れを汲む、いわゆる冬映画枠の作品であることも忘れてはおらず、『仮面ライダーセイバー』のその後も描かれる。

番組のクライマックスや『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』でも、セイバーのキャストが横並びする画は圧巻であったが、今回でもそれは健在であり、さらにソフィアが変身する仮面ライダーカリバーも参戦する。

2022年1月にはVシネクスト『仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏』の劇場公開も決定しており、まだまだ『仮面ライダーセイバー』の物語に続いていく。

時系列としては、放送中の『仮面ライダーリバイス』とリンクするものとなっており、仮面ライダーデモンズやジャンヌ、ライブといったタイムリーなライダーも登場して、大きく物語に関わることになる。

それに加えて1作目『仮面ライダー』のサイドストーリーも描かれるが、3つの物語が互いに邪魔をしておらず、見事なバランスで構築されたアンサンブルドラマといえるだろう。

また、テレビシリーズを観ていなくても、1本の作品として楽しめる構造になっている。

■世界を救う鍵は仮面ライダーセンチュリー、そして「家族の絆」

今作に登場する悪魔ディアブロの完全復活を阻止するには、仮面ライダーセンチュリーの力が必要。

しかし、センチュリーの力を発揮するには、50年前に突然、消えてしまったショッカーの科学者・百瀬龍之介と、その息子・秀夫との間にできてしまった大きな溝を埋めて「家族の絆」を取り戻すことが必要だった。

龍之介を演じるのは中尾明慶。そして秀夫を演じるのは、今年公開された映画『空白』で事故死した娘のために暴走する父親をとてつもない迫力で演じ切り、現在放送中のフジテレビ系ドラマ『SUPER RICH』にも出演中の古田新太である。

古田の演技によって、これが「仮面ライダー」映画だと忘れてしまうほど、物語に説得力を持たせていて、ショッカーの元科学者の父が背負ったものを理解し、許す過程が丁寧に描かれている。

そして、肝心の仮面ライダーセンチュリーに変身するのは誰なのか……というのは、残念ながらネタバレ規制があって、伝えることはできないが、かなり意外な人物であり、今までの「仮面ライダー」シリーズの中で、ある意味、一番印象に残る変身シーンかもしれない。

■悪魔に支配された2071年でのネタ感満載のライダーバトルに注目!!

精神体だけタイムスリップした龍之介の肉体を狙って、悪魔たちと悪魔によって支配されたダークライダーたちが押し寄せてくる。バイスや たちも精神体だけをタイムスリップしていめるため変身して戦うことができない……そんな時に50年後のジョージ・狩崎が開発していたクローンライダーに憑依することで戦うことが可能となった。

ランダムに選ばれた歴代ライダーのクローンに憑依するというかたちで、昭和・平成・令和の様々なライダーの組み合わせによるチームバトルが実現するのだ。

ここではネタ要素が全開!飛羽真がブレイドに変身して「このライダー使いやすい」と言うシーンやBLACK RXと『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』に登場したBLACK RXのライドウォッチを使うバールクスの対決も実現する。

何度もライダーをチェンジして戦うシーンは今作の醍醐味ともいえ、ランダムに登場してくるライダー達に心躍るようではあるが、あるシーンにおいて、フォーゼ、メテオ、なでしこと3人が『仮面ライダーフォーゼ』のライダーという組み合わせがあり、これは『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』に続いて『仮面ライダーフォーゼ』も10周年作品を製作する暗示なのかもしれない。

『仮面ライダーフォーゼ』は東映特撮YouTube Officialチャンネル特別企画として「10周年キターッ!~青・春・再・会~」を配信しているが、これはイベント企画なだけに、物語としての続編が観られるのも近いかも……。

■本郷猛の再び!父の意志を継ぎ息子が変身!!

今作は『仮面ライダー』も大きく物語に関わるため、1971年の物語も描かれる。『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』のように、藤岡弘、が再び本郷猛を演じることは今までにもあったが、今回は1971年当時を描かなくてはならない。

そこで抜擢されたのが、藤岡弘、の実の息子である藤岡真威人だ。

第34回東京国際映画祭の『仮面ライダー』トークイベント内で、ゲストして登壇していた父を客席から見守る真威人の姿も映し出されていた。

以前から「父のようなアクション俳優になりたい」と言い続けていた真威人が、ついに今作で父の意志を継いで、本郷猛、そして仮面ライダー1号を演じているのだ。

今作のテーマは「家族の絆」でもあることから、父から息子にバトンが渡されるという点で作品自体にもメタ的にリンクする。

良くも悪くも父親の本郷猛像をリスペクトした演技は注目だ……。

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