クロエ・グレース・モレッツ主演で『トムとジェリー』実写映画化へ
『チキチキマシン猛レース』や『スクービー・ドゥー』などのハンナ・バーベラ・プロダクション(現在はワーナー・ブラザーズ・アニメーション)が製作したアニメ。日本でも1964年にテレビ放送されるなど世界各国で幅広い世代に多くのファンを持つ『トムとジェリー』の初実写化が決定。
これまでにOVAや劇場用として長編作品は製作されてきたが、実写作品は今回が初めて。『名探偵ピカチュウ』や『ソニック ザ・ムービー』の様にCGキャラと実写を融合した作品になる様で、決して『スペース・ジャム』『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』の様なテイストではないとのこと。
すでにワーナー・ブラザーズは2021年4月の公開を目指しており、主演には『キックアス』『キャリー』のクロエ・グレース・モレッツがホテルの従業員ケイラ役で出演交渉に入っている。
監督にはジェシカ・アルバ出演の『ファンタスティック・フォー』を2作製作し、2019年公開のサミュエル・L・ジャクソン主演の2000年の映画『シャフト』の続編&リブートとなる『シャフト』の監督も務めたティム・ストーリー
ちなみにティム・ストーリーは人気ボードゲーム『モノポリー』の映画化企画にも監督候補として浮上している。
その他のキャストはまだ未定でが、ハンナ・バーベラ作品はこれまでに『スクービー・ドゥー』や『フリント・ストーン』『プッシーキャッツ』『クマゴローの大冒険』などが映画化されており、今後も『宇宙ゴースト』や『ジョニー・ブラボー』などの映画化も予定されているが、ついに大本命とも言える代表的な作品の映画化企画がスタートしたと言ってもいいだろう。
CG技術の進歩によって映画製作の幅が格段に広り、人間と擬人キャラとの共演の違和感がなくなってきただけに、ハンナ・バーベラ作品は今後も映画化企画が多く浮上する可能性も大きい。
映画 『 トムとジェリー』は全米で2021年公開予定
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