
初の映画本『発掘!未公開映画研究所』の出版が待たれる映画評論家・映画ライターのバフィーによる徹底アカデミー賞分析。
■長編アニメ映画賞
『2分の1の魔法』
『フェイフェイと月の冒険』
『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』
『ソウルフル・ワールド』
『ウルフウォーカー』
扱っているテーマ、斬新さ、デザインのセンスから総合的に評価するとすれば『ウルフウォーカー』なのだが、『ウルフウォーカー』は配信系作品。
『ソウルフル・ワールド』も哲学的で斬新なデザインも魅力的。Disney+での配信スルーとなったが、本来は劇場公開作品。
今回長編アニメーション部門において、おもしろい点がある。
それはNetflixの映画 『フェイフェイと月の冒険』の存在だ。

この作品を監督を務めたジョン・カースとグレン・キーンは、かつてディズニー作品を多く手掛けてきたアニメーターである。それがNetflixに引き抜かれて制作したのが今作なのだ。
つまりディズニーに残っている者とディズニーから引き抜かれた者との戦いが勃発しているのだ。
おそらく『フェイフェイと月の冒険』は受賞できない。となるとディズニー作品で 『フェイフェイと月の冒険』をねじ伏せたという構図が理想的なのだ。となると『2分の1の魔法』ではイマイチ説得力がないが、『ソウルフル・ワールド』なら皆が納得することからも有力となってくる。
アカデミー賞においてディズニーの影響力が強ければ『ソウルフル・ワールド』、単純に作品を全体的に評価した場合は『ウルフウォーカー』だろう。

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