『アベンジャーズ エンドゲーム』ははじまりにすぎないという意味を徹底解明!!1回目
タイムトラベルしまくった結果...
過去に戻り、インフィニティ・ストーンを集めたことでエンシェント・ワンに忠告されたにも関わらず問題を多く残してしまった。
エンシェント・ワンがタイムストーンを渡した理由は、ドクター・ストレンジがそれしか方法がないと言ったためであり、タイムラインに影響を及ぼすことはないと思ったからではない
例えば、ソーが『マイティ・ソー/バトルロイアル』で破壊されたムジョルニアを『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の時期から持ち帰ってしまったこと。亡き母と話すことや、過去のキャラクターと接触することは、未来からきたと言っても納得できる器のある人物であれば、それほど問題はないと思うが過去のものを持ってきてしまったことは大問題。
ムジョルニアがなくても結果的に敵には勝てたかもしれないが、ムジョルニアを失ったソー自信が何らかのかたちで未来に探しにくる可能性も出てきた。
ロキが四次元キューブを持ち去ってしまったこともまた問題。ネビュラが過去の自分を殺してしまったのも問題...実はいろいろやらかしまくっている。
まだ細かい設定は隠されているが『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』ではミステリオが別の世界からやって来たことにされていることから、サノスとの戦いで起きたこと、アベンジャーズが起こしてしまったことで世界の秩序がおかしくなってしまっているということだ。
実はこれこそがMAVELコミックらしさであり、これを狙っていたものと思われる。つまり戦いの影響、ストーンの影響で誕生してしまった世界や別のタイムラインで今まで以上に何でもできる状態になったのだ。
ブラック・ウィドウが死んでしまったから、単独映画は過去の話とされるのかという憶測が出ているが、それに関しては過去でもいいし、未来でも現在でも可能な状況になったのだ。過去作との直結ストーリーであれば過去を描いても違和感はないが、例えば別のタイムラインとして半数が消えてしまったままの世界を描いていってもいいわけだ。半数を失った世界のほうが結果的にその後に起こる更なる危機(半数どころか絶滅規模)が回避できたのであれば、未来を変えないと決断した未来のヒーローと過去のヒーローが対決することだってあり得る。
『ドクター・ストレンジ』のモルドの様に秩序を乱す者は許さないという、別の正義感を持ったキャラクターが新たに登場してくるのと同時に、サノス信者みたいなものも登場してくる可能性がある。
宇宙の生命の半数は消えてしまっても、 『デスノート』や『ウォッチメン』の様に そのことで生き残ったものは争いをやめ、互いに協力しあう様になったと考える者も出て来るだろう。
実際に生き残った人と消えていた人では5年間のブランクがあり、兄弟であれば歳が逆転してしまう。そのためにホークアイの家族はまるごと消えたのだろう。このことだけでも世界のバランスがとてつもなく、おかしい状況になっている。
今後はその世界を維持させる者と秩序を戻すものとの戦いを描くことが多くなのではないだろうか、そして大ネタとして別世界で活躍していたX-MENを合流させる。しかし、世界が融合したことでX-MENたちは自分の世界を失ってしまったことでの『アベンジャーズVSX-MEN』となるかもしれない。
2回目は後継者について解析していきます!!(11日更新予定)映画自体のレビューは5月13日に更新
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