THE映画紹介とは?
THE映画紹介とは…劇場公開中には観れなかったもの、公開中に観たんだけれども…レビューする前にリリースされてしまったもの、単純に旧作と言われるものを独自の偏見と趣味嗜好強めに紹介するもの。
アメリカ映画、インド映画、ドイツ映画、アジア映画、アニメ、ドキュメンタリー….なんでもあり!!
今回紹介するのは『ヘルボーイ(2019)』
作品情報

2004年にギレルモ・デル・トロ監督で映画化された人気コミックを原作者マイク・ミニョーラの完全監修で再映画化。地獄で生まれ、地球で育てられた悪魔の子ヘルボーイ。超常現象調査防衛局「B.P.R.D.」のエージェントとして活躍する彼に、イギリスを荒らしまわる巨人退治のミッションが下される。暗黒時代に封印されたブラッドクイーンが1500年の眠りから覚めたことを知ったヘルボーイは、霊媒能力を持つ少女アリス、ベン・ダイミョウ少佐らとともにブラッドクイーンへと近づいていく。しかし、ブラッドクイーンはヘルボーイを王として迎え入れる企てを図り、ヘルボーイは彼女の甘言と魔力によって世界を滅亡させるほどの強大なパワーを手にしてしまう。ヘルボーイ役を『ストレンジャー・シングス』『ブラック・ウィドウ』のデヴィッド・ハーバー、最強の敵ブラッドクイーン役を『バイオハザード』『モンスターハンター』のミラ・ジョボヴィッチがそれぞれ演じる。監督は『ゲーム・オブ・スローンズ』『ディセント』のニール・マーシャル。
『ヘルボーイ (2019)』基本情報

2019年製作/120分/R15+/アメリカ
原題:Hellboy
監督: ニール・マーシャル
出演 : デヴィッド・ハーパー、ミラ・ジョボヴィッチ、イアン・マクシェーン、サシャ・レイン、ダニエル・デイ・キムほか
バーバ・ヤーガの奇妙な動きはこのり人!!

メインヴィランではないのにも関わらず、今作でやたらと存在感をみせるバーバ・ヤーガの奇妙な動きは、実はCGではないのだ。
『スケアリーストーリーズ 怖い本』『フラッシュ』などに出演しているトロイ・ジェームスという俳優によるもの。
トロイ・ジェームスは、とにかく体をぐにゃぐにゃ動かすことで知られている俳優で、スーザン・ボイルやポール・ポッズを輩出したオーディション番組の姉妹番組である『アメリカズ・ゴッド・タレント』『オーストラリアズ・ゴッド・タレント』にもパフォーマンスを披露して話題となった。
ちなみに声は声優のエマ・テイト。

短評

原作者のマイク・ミニョーラが監修していることもあって、良くも悪くも原作のエッセンスてんこ盛りの作品となっている。
前2作との繋がりは、1作目のヴィランであるラスプーチンとクロエネンが回想シーンで登場するなど繋がる様で繋がらないという「X-MEN」シリーズのような独特の距離感が保たれている。
続編に繋げるつもりなのか、ただネタとして散りばめているのかは、続編アナウンスがされていないため、現在のところ不明ではあるが位置的には1作目より前である。
ロブスター・ジョンソンが突然登場したり、原作のキャラクターも今作で多数初登場を果たしているため、原作ファンにとっては「ヘルボーイ」ワールドがごった煮状態で楽しい映画に仕上がっている。
原作を知らない人にとっても、クリーチャーが多数登場いるファンタジー・アクション映画としての爽快感から、エンターテイメント作品としても良作と言っていいだろう。ファンと一般層とのバランスがとても抜群だ。
細かいクリーチャーやデザインは、マイク・ミニョーラの影響はもちろんだが、 ギレルモ・デル・トロのテイストは、幾らか引き継いでいるものと思われる。特に後半で登場する巨大なクリーチャー達は、ギレルモのデザインに寄せたものとなっている。
前2作では、ヘルボーイを演じるために生まれてきた様な俳優であるロン・パールマンのヘルボーイがどうしても印象に残っているため、別の俳優でのヘルボーイなんて受け付けない…なんて思っていた人も今作でヘルボーイを演じているデヴィッド・ハーパーは納得がいったのではないだろうか。すっかりヘルボーイを自分のものにしてしまっている。
ダイミョウを演じたダニエル・デイ・キムは、骨格がエイブに似ているから、キャスティングを聞いたときは、てっきりエイブ役なのだと思っていた。メイクをしたら馴染むと思うのは私だけだろうか…

価格:4,455円 |

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