
ユニバーサル映画『トロールズ ミュージック★パワー』が劇場公開を諦め、VOD配信に踏み切ったが、収益が1億ドルを突破した。コロナウイルスの騒動が終息後、劇場公開も再度検討していることも、今後の計画として発表されたが世界最大規模の米映画館チェーンAMCがこれに反発。
Netflixの映画など、シアトリカル・ウィンドウに無視した作品はボイコットしてきたシネコンの代表格とも言うべきAMCということもあって、VODに踏み切ったユニバーサル映画を黙認するわけにもいかず、AMC会長のアダム・アーロンは、今後いかなるユニバーサル映画もAMCでは、全世界全てのチェーンで上映しないと宣言したのだ。
ユニバーサル映画は、『ミニオンズ』などのアニメのみならず「007」や「ワイルドスピード」などの娯楽映画も多数抱えている。
劇場主の業界団体である全米劇場所有者協会は、「前例のない異常事態のため、正当な判断ではない」と コメントしているだけに、実際にボイコットは実現しない可能性も高い。
その理由でボイコットされてしまうのであれば、先日、『スクービー・ドゥー』の新作アニメ映画がVODスルーになることを発表したワーナーも方向性を決めることができなくなってしまうし、公開が待機している多くの映画も今後の行方も不透明になってしまう。
劇場と配給会社との関係性も全ての映画がVODに移行させることができない難しい問題といえるだろうが、異常事態なだけに、とりあえず今だけはシアトリカル・ウィンドウの問題は棚に上げておかなければならないというのがユニバーサルの判断だったのだ。

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