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メディア寄稿:『ワンダーマン』評(映画チャンネル)

『ワンダーマン』

「アントラージュ★オレたちのハリウッド」「ザ・スタジオ」、あるいは「フレンズ」のスピンオフ「ジョーイ」など、映画業界を舞台としたコメディドラマは、今までにもいくつか制作されてきた。それらの作品には共通して、実在する俳優や映画タイトルが飛び交う楽しさ、サプライズ登場のゲスト俳優を観る楽しさが魅力としてあったが、今作においてもそれは健在だった。

第1話「マチネ」の冒頭から、いきなり「アメリカン・ホラー・ストーリー」のネタが飛び出してくる。「トワイライト」シリーズでアリス・カレンを演じたアシュリー・グリーンが実名で登場するが、アシュリーは「アメリカン・ホラー・ストーリー」には出演経験がない。また、このシーンで登場する監督ローレンに対して、サイモンが「あなたの監督した「キャッスル・ロック」と「サンズ・オブ・アナーキー」は最高だ」というセリフがあるが、どちらの作品にもローレンという名前の監督は不在である。

そうかと思えば、ショーランナーに連絡する際に「ライアンに連絡して」と言っている。これは「アメリカン・ホラー・ストーリー」のライアン・マーフィのことだ。つまり、今作はリアルとフィクションが混合したネタが飛び交っているのだ。今作には、他にもジョシュ・ギャッドやジョー・パントリアーノ、ジゼル・フェルナンデス(おそらく本人役)といった俳優やジャーナリストが実名で登場するが、その際に、リアルとフィクションが混合されているので要注意。

それはさて置き、ワンダーマンというキャラクターについて少し説明すると、1964年の「The Avengers」 #9でヴィランとして初登場したのちに、ヒーローとして活躍することになるキャラクターだ。スカーレットウィッチを巡って、ヴィジョンと三角関係になったこともあったが、今回のワンダーマンは、2013年の「Ultimate Comics Ultimates」#22にウエストコースト・アリティメッツのメンバーとして登場したバージョンと混合されているように感じたし、後半に登場するスーツデザインや超人的な力を得た副作用として精神的に不安定になっているという点も似ている。

実は「Ultimate」シリーズ版のワンダーマンに関しては、ちょっとした論争が巻き起こった。その理由は、ワンダーマンが白人から黒人に変換されたからだ。はっきりとした黒人描写はなく、ラテン系ともいえなくもなかったし、それほど登場シーンが多くなかったことからも忘れられていた。

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