
海外旅行したことのある人であれば、日本の感覚で本屋やコンビニにコミックが売っていると思っていたら、全然売ってない…という状況に出くわしたことがあると思う。
例えばハワイの場合、ABCマートやローソンにも売ってないし、大きい本屋(そもそも本屋自体が少ない)でも良くて代表的な作品がごく少数あるだけ。ゲームショップ”ゲームストップ”にも数冊ある程度である。
ハワイでアメコミを買いたいのであれば、中心部を離れたゲッコー・ブックス&コミックスや中古でも安く手に入れたいならドンキホーテ内のブックオフに行かないと買うことができない。

ちなみに近年では、8月にコミコン・ホノルルが開催されているので、その時期に行くと良いかもしれないが…さすがに夏や年末のバケーションシーズンは旅行費が高い。
話を元に戻すと、映画などでコンビニというより、小さいスーパーみたいな場所でコミックが置いてあるというシーンを観たことがある人も多いと思うが、そういう店はごくわずかであるし、売っていても本当に少ししか売っていないのだ。
そもそもアメリカでの一般書籍とコミックの流通経路が異なっていて、ファッション雑誌やゴシップ誌、子供向けの絵本とは違う。そのため一般書籍とコミックの両方を扱っている店は、ほとんどなく、アメコミを探すというのは一苦労。
何故、流通経路が異なるかというと、日本みたいに漫画を読むという文化がそれほど浸透していないという点が大きい。日本人は電車でサラリーマンやいい歳した大人が平気でジャンプやマガジンを読んでいるが、外国人にとっては、この状況は異様な光景であり、日本人はみんなオタクというイメージはそんな状況から伝わったことなのだ。
マーベルやDCの映画の影響で少しは変わってきてはいるが、今でもアメリカではコミックを読むのは、子供とオタクだけというのが基本である。
映画がヒットする要因として、もともとのキャラクターの知名度があることは間違いないが、近年では翻訳版やフィギュア、ゲーム、アニメなどの影響で実は日本人の方がアメコミに詳しい人の割合が高いという変な状況を生んでいるのだ。外国人の方がゴジラに詳しかったりするというのに近いのかな..

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