前々からアナウンスされていたトム・クルーズ主演映画でドラマ化もされた『マイノリティ・リポート』でも見事な丸刈り姿を見せたサマンサ・モートンが『ウォーキング・デッド』シーズン9の10話より、再度丸刈りとなった姿で本格参戦となった。
この人は丸刈りに抵抗がないという、女優としては貴重な存在だ。
サマンサが演じるキャラクター”アルファ”は原作にも登場するニーガンとの戦いの後に現れる驚異。『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスの様にウォーカーの皮を被っているサイコなグループ”ウィスパラーズ”のリーダー。
何故、リーダー”アルファ”が直々に現れたかというと...シーズン9の9話にてダリルたちが捕まえてきたウィスパラーズのメンバー”リディア”は、”アルファ”の娘だったのです。
このリディア、原作では今は亡きカールと恋愛関係に発展するという衝撃的な展開となるが、ドラマ版ではカールは残念ながらお亡くなりになられているということで、その代わりにヘンリーと恋愛関係になる予定だが、やはりカールほどのインパクトもなく、全体的にエピソード自体が地味になってしまっている
娘を返さなければ戦争になると言いに来たアルファに対して、事実上『ウォーキング・デッド』の主役ダリルが「渡さない」と言ってしまったことで、戦争に発展するものと思われる。この決断で仲間割れにも発展する可能性もある。
原作ではウィスパラーズとの戦争でロジータやエキゼエルが悲惨な死をとげる。実際にエキゼエルの死亡が決定しているが、原作通りかはまだ不明。ロジータはオリジナル設定で妊娠しているため、死なない感じがするが最近の『ウォーキング・デッド』はメインキャラクターを無駄遣いしているだけに、悪い意味で予想がつかない。
体当たり演技で挑むサマンサ・モートン。最近、ぐだぐだなドラマ『ウォーキング・デッド』の起爆剤としての役割は果たせるのだろうか?
そしてリックもマギーもカールもいない、ミショーンも次のシーズンで離脱が決定とメインキャラクターがどんどん姿を消して穴だらけになっていく『ウォーキング・デッド』だけに、サマンサ・モートン演じるアルファとの対決が分岐点となりそうだ。
これ以上、視聴者離れが進むと作品自体の存続も危ぶまれる。シーズン9と10の評価が番組の運命を左右するだろう。
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