2022年1月7日から公開される映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の衣装デザイナーに抜擢されたのは、80年代から活躍し、近年は「ワイルド・スピード」シリーズの衣装を担当し、MCUとしては『キャプテン・マーベル』以来となるサーニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズ。
ソニー・ピクチャーズのアーカイブから、過去の「スパイダーマン」シリーズの衣装デザインを学び、それぞれに新たな要素を組み込みながらも、オリジナル版に忠実にデザインしていった。
サム・ライミ版『スパイダーマン』に登場したスーツに沿ったデザインとなっているが、実は最も大きく変化したのは、ウィレム・デフォー演じるグリーン・ゴブリンのスーツである。
今回のデザインは、マーベルのビジュアル開発部門長ライアン・メイナーディングによるもの。緑色は青味が強すぎたり、黄味が強すぎたりすることもあるため、絶妙な緑色にするまでに何度もテストを繰り返した。
衣装は3Dプリントで作ったあと、型に流し込んでワンピース型にして、ウィレムがそれを着てジッパーで閉めるというもので、複数のパーツに別れたようなものではないが、それはそで複雑だったとヘイズは語る。
また、ゴブリンのマスクは今までとはかなり違っている。1作目では、マスクをかぶるとほとんど見えなくなることがあったが、今回はもっと周囲が見渡せる仕様になっており、各段に楽になっていたとデフォー自身が答えている。
今作で最も需要な役割であり、ピーターに最も残酷な結末をもたらすグリーン・ゴブリン、そしてそれを演じるウィレム・デフォー。その狂気さをより演出できたのは、デフォーの演技力に加え、衣装デザインによるディテールの説得力だといえるだろう。
・タイトル:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』 ※コロン「:」は全角
・原題:Spider-Man: No Way Home
・日本公開表記:2022年1月7日(金)全国の映画館にて公開
・監督:ジョン・ワッツ
・出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、マリサ・トメイ、アルフレッド・モリーナ
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2022年1月7日(金)全国の映画館にて公開
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