作品情報
聞けば誰もが虜になる歌声を持つルチアーノ・パヴァロッティの初ドキュメンタリー映画が完成した。『ラ・ボエーム』『トスカ』などの絶頂期のパフォーマンスや、『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」をはじめとする名曲を3大テノールで競演した伝説のステージ、故ダイアナ妃との交流やボランティアなどの幅広い活動、家族とのプライベートライフなど貴重な映像から伝わるのは、歌唱力より高い人間力。さらに、新たに撮られた23人のインタビュー映像では、U2のボノがパヴァロッティのアーティストとしての信念を証言し、マネージャーやエージェントがショービジネスの裏側を明かし、前妻、最後の妻、3人の娘たち、そして愛人は欠点が同時に魅力だった素顔を告白、生きることのすべてを全力で愛した男の輝かしい日々が浮き彫りにされる。これだけの言葉を引き出したのはアカデミー賞に輝く巨匠ロン・ハワード監督。ハイCと呼ばれる高音を軽々と出す並外れた音域と力強く芳醇な声量による〈人類史上最高の歌声〉を、アカデミー賞®録音技師を迎え、最新音響技術でスクリーンに甦らせた。太陽のようにまばゆい歌声と笑顔で、いつのまにか人生を楽しむ術を伝授される、至福の体験をあなたに──。
Buffys Movieの注目ポイント
『グリンチ』『ダ・ヴィンチ・コード』『アポロ13』などの劇映画の巨匠として知られるロン・ハワードだが、彼はドキュメンタリー作家の顔も持ち合わせている。
2016年には「Huluドキュメンタリーフィルムズ」の第1弾として、ビートルズを扱ったドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK – The Touring Years』が注目を集めた。
今回は、ハイCと呼ばれる高音を軽々と出す並外れた音域と声量から、人類史上最高の歌声、イタリアの国宝といわれ、日本にも来日経験のあるテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティの貴重なパアォーマンス映像に加え、新たに撮影したプライベートや関係者からのインタビューなどを交え、初ドキュメンタリー映画を制作した。
プッチーニの『ラ・ボエーム』『トスカ』、ヴェルディの『リゴット』などのパフォーマンス映像と共に、故ダイアナ妃との交流やボランティア活動、家族とのプライベートなど、貴重な映像と共に伝わるパヴァロッテイの人間力を映し出したのだ。
マネージャーやエージェント、家族や愛人に加え、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスなどオペラ・クラシック界の錚々たる23人の人物によるインタビュー映像も交えながら、内側んらも外側からもパヴァロッテイの生きた証を浮き彫りにしていく。
映画『パヴァロッティ 太陽のテノール』は、新型コロナウイルスの影響によって、公開が延期となり、近日公開予定である。
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