NHKで12月29日の深夜に放送された「ABUソングフェスティバル」の中のインド映画音楽特集のVTR監修、選曲、インドアーティスト特集の選曲、アーティスト抜粋をしました。実際にはインドアーティスト特集が尺的な問題や使用権限があったりで、無くなってしまったみたいです。
カッカー姉妹やニキタ・ガンディがたぶん?初日本地上波紹介できるかと思っただけに残念……。
VTRの使用楽曲を紹介しておくと、まず1曲目が『ムンナー・マイケル』より「Shake Karaan」
エキゾチックな曲が得意なカニカ・カプールにミート・ブロスがテクノ感を盛り込んだ見事な楽曲。
2曲目が『シャウト・アウト』の結婚式シーンで使用されている「Bhankas」
デヴ・ナギとジョニタ・ガンディによるデュエットが中心で、たまに入る巨匠らしき歌声は、実際にプレイバックシンガーの巨匠バッピー・ラヒーリ。
ちなみにラフマーンの映像の前で歌っていたひとりがジョニタ・ガンディです。
本当は↑の「Do You Love Me」を推したのですが、たぶん露出度の問題でNGだったのかもしれません。
そして『ブラフマーストラ』の「Kesariya(Dance Mix)」
「インディアン・アイドル」シーズン2に出場したことがきっかけで、プレイバックシンガーの道に進むことになったアンタラ・マイトラとシャシュワット・シンのデュエットでプリータムが作曲だから、爽やかなポップソングに仕上がっている。
ちなみにアメリカで初登場2位と入れた方が拍が付くということで、放送版VTRには入れてもらいました。
そして『Mimi』から「Param Sundari」
ベテランのプレイバックシンガー、シュレヤ・ゴシャルによる安定の曲調ながら中毒性もしっかりある。今年のミルチ・ミュージックアワードにもノミネートされた楽曲です。
この作品は英語表記にすれば日本でも視聴可能な作品ですが、最近気づいたのが、劇場公開ののちに優先的にNetflixで配信されます的な作品があって、Netflixと付いているからといって、Netflixではないものもあるということ。
Netflixが製作した『ピノキオ』とか『ザ・プロム』みたいに、先行上映というわけではなく、また少し違ってややこしい……。
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