現在、撮影中の「スクリーム」シリーズ第6弾だが、ウッズボローからニューヨークに舞台が移されることが発表されているが、シリーズの誰が犯人かわからない身近な者に対しての恐怖に加え、大都市特有の恐怖要素も加わることになる。
過去では『スクリーム3』において、ハリウッドを舞台としたこともあり、ウッズボロー以外が舞台になったのは初めてではないが、比較的田舎町だったウッズボローに対して、ニューヨークという大都市を舞台とすることで、ストーリーにどんな変化が加わるかは、かなり興味深いといえる。
「誰も気づいてくれない」「誰も助けてくれない」といった、他人に興味をもたない大都市ならではの恐怖も強く活かされるのではないだろうか。
また今回のゴーストフェイスは、最も暴力的で攻撃的だといわれている点も気になるところだ。
「スクリーム」シリーズを通して主人公シドニーを演じてきたネーヴ・キャンベルがフランチャイズ構想に納得がいかず企画から離脱したことで、ネーヴ不在で制作されている『スクリーム6』だが、5作目の生き残り(ネタバレ)となるコートニー・コックス(『スコーピオン』『ニューヨーク、愛を探して』)、メリッサ・バレラ(『イン・ザ・ハイツ』『ヴィダ 故郷の母が遺したもの』)、ジォナ・オルテガ(『フォールアウト』『X エックス』)、ジャスミン・サヴォイ・ブラウン(『イエロージャケッツ』『誓っていいの?』)、メイソン・グッディング(『ムーンショット』『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』)の続投。
そして『スクリーム4:ネクスト・ジェネレーション』に出演していたヘイデン・パネティーアの参加も決定しており、さらに サマラ・ウィーヴィング(『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』)とトニー・レヴォロリ(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』) なども新キャストとして加わる。
『スクリーム6』は全米で2023年3月31日に公開されるが、日本では5作目が未公開スルーになっていることからも、劇場公開をどうするかの問題がある……。
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