舞台監督として知られ、近年は『Room 104』や『メイドの手帖』といったドラマの中のエピソードを監督もしていたライラ・ノイゲバウアーが、ジェニファー・ローレンス(『X-MEN:ダーク・フェニックス』『ドント・ルック・アップ』)、ブライアン・タイリー・ヘンリー(『エターナルズ』『チャイルド・プレイ』)が出演するA24らによって製作される新作映画『コーズウェイ』で長編監督デビューを果たす。
今作は、もともと『Red, White and Water』というタイトルでスコット・ルーディンによって製作されていたが、スコットの職場での虐待行為、パワハラが問題となり、製作が一時中断状態にあったもの。
それを今回Appleが買収したことで、Apple TV+で配信、劇場公開の権利をAppleが手に取得したことになる。
もともとA24とAppleはパートナー契約を行っており、『オン・ザ・ロック』『空はどこにでも』といった作品がApple TV+の作品として一部期間限定の劇場公開、または独占配信されている。今作がどういった形態での配信になるかは、まだ未定だ。
Appleが買収した作品として記憶に新しいのは、第94回アカデミー賞にて、作品賞、脚色賞、助演男優賞を受賞した『コーダ あいのうた』がある。こちらは日本ではApple TV+では配信されておらず、劇場公開のみという形態をとっていたため、今作の日本展開のされ方もまだ不明だ。
また、主演のジェニファー・ローレンスは、同じくApple TV+のオリジナル映画であり、アダム・マッケイ(『バイス』『タラデガ・ナイト オーバルの狼』)が監督を務める『バッド・ブラッド』も控えている。
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