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2022年7月公開・最新映画情報『戦争と女の顔』第2次世界大戦後のロシアを女性の目を通して描く!!

イントロダクション

巨匠アレクサンドル・ソクーロフの下に学んだ新鋭カンテミール・バラーゴフ監督が、ノーベル文学賞受賞作家・スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの証言集『戦争は女の顔をしていない』を原案に、戦後の女性の運命を描いた。プロデューサーは、『ラブレス』(17)や『裁かれるは善人のみ』(14)をはじめ、ハリウッドでも実績のあるウクライナ出身のアレクサンドル・ロドニャンスキー。主演の二人は、新人のヴィクトリア・ミロシニチェンコとヴァシリサ・ペレリギナが見事に複雑な心理状態を演じきった。終戦から77年。これは戦争を知らない世代のスタッフ、キャストらが今も起こっている戦争の恐ろしさを伝える作品である。

ストーリー

1945年、終戦直後のレニングラード(現サンクトペテルブルグ)。荒廃した街の病院で、PTSDを抱えながら働く看護師のイーヤ(ヴィクトリア・ミロシニチェンコ)は、ある日後遺症の発作のせいで、面倒をみていた子供を死なせてしまう。そこに子供の本当の母で戦友のマーシャ(ヴァシリサ・ペレリギナ)が戦地から帰還する。彼女もまた後遺症を抱え、心身ともにボロボロの二人の元女性兵士は、なんとか自分たちの生活を再建するための闘いに意味と希望を見いだすが…。

スタッフ・キャスト

監督 : カンテミール・バラーゴフ

脚本 : カンテミール・バラーゴフアレクサンドル・チェレホフ

出演 : ヴィクトリア・ミロシニチェンコ

ヴァシリサ・ペレリギナ

アンドレイ・ヴァイコフ

イーゴリ・シローコフ

クレジット

編集:

撮影: クセニア・セレダ

音楽: エフゲニー・ガルペリン

ロシア/ロシア語/2019年/137分/DCP/カラー/字幕翻訳:田沼令子/ロシア語監修:福田和代/PG12
原題:Dylda 英題:Beanpole/配給:アット エンタテインメント

© Non-Stop Production, LLC, 2019

7月15(金)より 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

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